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とりあえずこの3つを覚えよう! 本日1日から「洗濯表示」が50年ぶりの変更で41種類に

[2016/12/1 03:59]

 2016年12月1日、洗濯表示が50年ぶりに新JIS規格にならった41種類の新しい表示に変わります。慣れ親しんだ洗濯表示が倍の数に増えることで、これまで以上に衣類に最適な洗い方で洗うことができるようになる一方、わかりづらいとの声も……。

洗濯表示が従来の倍以上に

 そこで、ネットで完結する新しいクリーニングを展開するリネットが、これだけは押さえたい新・洗濯表示をまとめてくれています。新しい洗濯表示は、「桶」のマークが洗い方、「○」は乾燥など5つの基本記号からできています。強さや温度も記号と数字で表します。

 現在の見ただけでわかる絵表示から、記号を覚えなければなりませんが、最低でも覚えておきたいのは、下記の3つとのこと。

1.桶のマークは「洗濯機可」

 今後の洗濯表示には洗濯機の記号がありません。家庭で洗濯できるものはすべて桶のマークで表されます。手洗いしかできないと勘違いしないように注意しましょう。

2.桶に手を入れるマークなら「手洗い」

 桶のマーク=洗濯機可なのですが、桶の中に手を入れている洗濯表示があれば、それは手洗いすべき衣類です。うっかり他の衣類と一緒に洗濯機で洗ってしまわないように注意しましょう。

3.◯の記号は「クリーニング可」

 ◯がついたものはすべてクリーニングの記号です。新たに、ドライクリーニングで使用できる溶剤まで示した洗濯表示や、ウエットクリーニングの洗濯表示なども登場しますが、クリーニングのプロでない限りそこは細かくチェックしなくてOK。「◯が付いていたらクリーニングに出せる」とだけ覚えてけば大丈夫。

余裕があったら覚えておきたい

 余裕があったら覚えておきたいのは、「点が増えると温度は高くなる」(タンブラー乾燥やアイロンのマークの中の点の数が増えると温度を高く設定することができます)、「下の棒線は数が増えたら弱く」(桶のマークの下に横線が付いているものは「弱く洗う」を意味し、1本の場合は弱く、2本の場合は非常に弱く)の2つです。

「点が増えると温度は高くなる」。タンブラー乾燥やアイロンのマークの中の点の数が増えると温度を高く設定することができます
「下の棒線は数が増えたら弱く」。桶のマークの下に横線が付いているものは「弱く洗う」を意味し、1本の場合は弱く、2本の場合は非常に弱く
[古川 敦]