今年、マンガ好きが一番買った電子書籍マンガはどれ!? 総合1位は4年連続のあの作品！～eBookJapan年間売上ランキング
マンガの品揃えに力を入れている電子書籍販売サイト「eBookJapan」は、2016年にeBookJapanで最も売れたマンガ・小説をジャンル別・年齢別に集計、発表しました。集計期間は2016年1月1日～11月20日。
「eBookJapan」は1ユーザーあたりの月間平均購入額が5,000円を超える、「マンガ好き」ユーザーが多い電子書籍販売サイト。専用アプリでも、巻数の多いマンガはシリーズとして自動的にまとめてくれるといったマンガ好きに嬉しい機能があります。
総合売上げランキング1位は、4年連続の「進撃の巨人」！
2016年の総合売上ランキング1位は「進撃の巨人」。2013年からの4年連続1位を記録しました。作品自体の面白さはもちろんですが、アニメ化、実写映画化、ゲームアトラクション化など話題も多く、そうしたきっかけで原作作品を読みはじめる人も多くいたと思われます。
2位は昨年に続き「キングダム」。昨年「アメトーーク!」で紹介されてから一気に人気に火が付いた超人気歴史マンガです。
3位は3年ぶりの新刊発売で人気急上昇の「HUNTER×HUNTER モノクロ版」。連載再開と休載発表のたびにメディアで話題になる大ヒット作品です。
4位には連載開始から30年以上経った今もなお「月刊少年エース」で連載され、根強い人気を誇る「強殖装甲ガイバー」がランクイン。マンガ好きが利用する電子書店ならではの結果となっています。
男性マンガのランキングは総合ランキングとほぼ同じ結果となっています。総合ランキングでは9位だった「ちはやふる」が抜け、総合ランキングで10位の「７つの大罪」が9位に。10位には、「ONE PIECE モノクロ版」がランクインしました。
女性マンガは、2014年は3位、2015年は2位と着実に順位を上げ、今回初めての首位を獲得した「ちはやふる」。多くの男性に支持されるなど「少女マンガ」の概念を覆した名作です。
2位には今年10月から放送の実写ドラマ化で大ヒットした「逃げるは恥だが役に立つ」。新垣結衣さん主演のドラマでは、エンディングの「恋ダンス」が初回から「可愛い！」と大きな話題になりました。
3位は「pixiv」のオリジナルコミックブックマーク数が歴代1位となって単行本化され、大ブレイク中の「ヲタクに恋は難しい」。ヲタクな登場人物が多くのマンガ好きの心を掴みました。
10代から50代以上の5世代にわたる年齢別ランキングも発表。20代ではTL（ティーンズラブ）作品の「漫画家とヤクザ」が5位にランクイン、「強殖装甲ガイバー」は40代の圧倒的な支持を得るなど、各世代が読むマンガが浮き彫りになりました。
eBookJapanの特設ページでは、ボーイズラブ、ティーンズラブ、ライトノベル、文芸・小説のジャンル別ランキング、10代から50代以上の年齢別ランキングなども公開中。今後さらに、「2016年に完結したマンガランキング」や2016年に1巻が発売された「赤マル急上昇ランキング」、「ドラマ化や映画、アニメ化などで話題ランキング」が発表される予定です。