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2016年の正社員サラリーマンの平均年収は442万円!~前年から2万円アップ。最も高い業種は「投資銀行業務」で777万円
[2016/12/5 13:52]
転職サービス「DODA(デューダ)」は、「平均年収ランキング2016」を発表しました。
「DODA」が発表したランキングは、2015年9月~2016年8月の1年間に、DODAエージェントサービスに登録した約27万人のデータを元に、正社員として就業する20~59歳までのビジネスパーソンの平均年収と生涯賃金をまとめたもの。
調査によると、2016年の平均年収は442万円で、前年比2万円増となっています。
職種別ランキングで最も平均年収が高いのは、「投資銀行業務」で、10年連続1位。次いで2位は「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」(773万円)と、1位・2位を金融関係の職種が占めています。
3位は「MR」(710万円)。MR(Medical Representatives)は、製薬企業の営業部門に所属し、医療機関を訪問することにより、自社の医薬品を中心とした医薬品情報を提供するというお仕事。
上位を占めるのは、金融関係の投資、法務、財務、研究開発などやはり専門性の高い職種となっています。
年代別の平均年収を見ると、「20代」が前回比+4万円の354万円、「30代」が+10万円の467万円となり、それぞれアップ。一方、「40代」は前回比-8万円の564万円、「50代」は-7万円の701万円とそれぞれ年収がダウンしています。
全体としては平均年収が年齢とともに右肩上がりとなるモデルは維持されていますが、今年の傾向では20~30代は年収アップ、40~50代は年収ダウン。年代により傾向が明確に分かれる結果となりました。