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開発の最前線にも世界初潜入!「ポケモンGOが変えた世界」をフジテレビが19日(月)深夜に放送~「ポケモンGO」が引き起こした世界の熱狂を記録

[2016/12/8 11:06]

 フジテレビジョン(フジテレビ)が、シンガポールで開催されているATF(アジア・テレビジョン・フォーラム&マーケット)で、出資先の米Niantic,Inc.が開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のドキュメンタリー番組「ポケモンGOが変えた世界」を制作・放映することを発表しました。12月19日(月)深夜24時45分~25時45分に放送されます。

 今年世界的な大ヒットとなったゲーム「ポケモンGO」が引き起こした世界の熱狂を記録。病のために自宅で引きこもりがちだった米国ノースキャロライナ州の少年が、携帯端末技術をきっかけとして家族との絆を深め再生していく姿や、東日本大震災の被災地でゲームを通じて復興に取り組むさまなどに密着し、人間と最新テクノロジーの新たな関わり方を見つめるとのこと。

 また今回、世界で初めてアメリカ・サンフランシスコのゲーム開発の最前線にテレビカメラが入ることが許され、「人々が外に出かけるきっかけを作りたい」という熱い思いを持った開発者たちによるゲーム開発の舞台裏も描かれます。

 この番組は世界各国での放送も目指しており、日本語版と同時進行で英語版も制作。すでに欧州を中心に世界60カ国での放送が決定しているとのことです。

プロデューサー・濱 潤氏(フジテレビ情報番組開発センター) コメント

 “世界を変えるために”。「ポケモンGO」開発の目的をこう語るのは、ゲームのローンチ以来、初めてテレビの取材を受けた開発者のジョン・ハンケ氏。我々番組スタッフはこの言葉にとても感銘を受けました。

 世界中で6億人以上が外に出てスマホを片手にゲームを楽しんでいる「ポケモンGO」。取材を進めた我々が驚いたのは、このゲームによってコミュニケーション障害をもつ引きこもりがちな少年が外出して友達を作り、老人ホームの高齢者が笑顔を取り戻し、震災の被災地に観光客が戻り地域経済が潤う、というまさに現実世界が変わっていく様子。

 番組では現在進行中の新サービス開発の現場を世界で初めて撮影に成功、ポケモンを生んだ国、日本人スタッフと世界最高のIT技術持つ国、アメリカ人スタッフのコラボが無ければ生まれなかった今年世界最大のヒット商品の開発舞台裏を紹介します。また単なるゲームを超えて“世界を変えていく”「ポケモンGO」の本質とそのすごさに迫っていきます

番組情報

・出演者
 ジョン・ハンケ(CEO/ナイアンティック)他
・スタッフ
 プロデューサー:
 濱 潤(フジテレビ)、西村陽次郎(フジテレビ)、吉川和仁(バンエイト)
 協力プロデューサー:
 藤沼 聡(フジテレビ)、早川敬之(フジテレビ)
 演出:
 京田宣良(バンエイト)
 ディレクター:
 舘 智美(フジテレビ)、高橋優介(共同テレビ)
 成瀬俊則(共同テレビ)、房川立樹(バンエイト)
・企画協力
 ナイアンティック
・制作著作
 フジテレビ

[古川 敦]