リカとカンチも50歳… 「東京ラブストーリー」の25年後を描いた新刊が本日12日(木)に発売～「恋愛関係が時を経て、友情や戦友という感覚に変わっていく」と柴門ふみさん

　'90年代を代表する柴門ふみさんの「東京ラブストーリー」は、鈴木保奈美さんと織田裕二さん主演のフジテレビのドラマも大ヒット、ヒロイン・リカの「カンチ、セックスしよ」のセリフを覚えている人も多いのでは。コミックスも累計250万部を超えるセールスを記録しました。

50歳のリカとカンチ

　あれから25年という時が流れ――。リカは千葉の農場で働き、カンチは地元・愛媛で学校の教頭に。交わるはずのなかった二人の人生が再び動き出す……。50歳となった二人の“今”を描いた「東京ラブストーリー After25years」(全1巻)が、2017年1月12日(木)に小学館から発売されました。価格は1,000円(税別)。

東京ラブストーリー After25years

柴門ふみさん あとがきより

　25年ぶりに「東京ラブストーリー」の続編を描いてみませんかという編集部の依頼を受けて、コミックスを読み返しました。新鮮でした。読み終えた瞬間、リカとカンチが私の頭の中で動き、笑い、喋り出していたのです。そして、かつては「恋愛関係」だったものが時を経て、「友情」や「戦友」という感覚に変わっていくことを読者に伝えられればと思いました。