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宇多田ヒカルさんが「学校では私の曲は無料で使って欲しいな」~JASRACの音楽教室での演奏にも著作権料を徴収する方針に
[2017/2/5 12:08]
日本音楽著作権協会(JASRAC)の音楽教室での演奏に対しても著作権料を徴収する方針に対し、宇多田ヒカルさんが、自身の公式Twitterで2017年2月4日17時25分に「もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな」とツイートしました。
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。https://t.co/34ocEwCj8K
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru)2017年2月4日
宇多田さんは、朝日新聞デジタルが掲載し、Yahoo!ニュースに配信された「音楽教室から著作権料徴収へ」の記事を引用してツイートし、2017年2月5日11時現在、59,000以上のリツイート、75,000以上の「いいね」を集めています。また、作詞家の及川眠子氏や、音楽評論家の萩原健太氏など複数の音楽関係者が反対を表明しています。
JASRAC正会員の一人として。私は「営利を目的とする場」での演奏であるなら、当然楽曲の著作権使用料は払うべきものだと思う。だけど、音楽教室で「練習のために」弾いたり歌ったりするものから、使用料をもらいたいと思ったことなどない。https://t.co/ituJlOo0yY
— 及川眠子 (@oikawaneko)2017年2月2日
今さら文句言っても聞く耳持ってるとは思えないけど、JASRACは自らの存在意義を根本から見直したほうがいいよ。既得権益の維持ばっかり考えて、音楽の未来を閉ざしてるとしか思えない。これもひとつの老害でしょ。音楽家めざす子供たちには逆に金出せっての。育てろ。https://t.co/gTZcl6LgCs
— Kenta Hagiwara (@kenta45rpm)2017年2月2日
なお、楽曲の著作権をJASRACに信託譲渡した時点で、作者が著作権料を徴収する、しないなどを決定することは難しいと見られます。