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新世界近くに星野リゾート! 2022年に客室600室以上、温浴施設・スパなどを備えた「おもしろいおもてなし」のホテルが誕生~新今宮駅ホームの光景が「なんやおもしろそうやん」

[2017/3/9 11:24]

 星野リゾートは9日、大阪市による「浪速区恵美須西3丁目16番街区用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」に同社の計画案が採用されたと発表しました。

 浪速区恵美須西3丁目16番街区は新今宮駅前に位置し、新世界にも近い場所です。同社では、都市観光の拠点になりえると考え、2022年開業予定に向け、新しいスタイルの都市観光ホテルの運営を通して、新今宮駅周辺の活性化にも貢献したいとしています。

 計画提案では、600室を超える客室やメインダイニング、カフェテリア、温浴施設・スパなどを備えた滞在性の高いホテルの建設となっており、緑あふれる屋外広場「みやぐりん」設置による駅前に調和する景観の創出と、広場を活かしたにぎわい創出、地域性を活かした魅力づくりなどが提案されています。また、「みやぐりん」の地下には、雨に濡れずにホテルに入れる駐車場が作られる予定です。

 同社では、2017年4月旭川グランドホテルの運営から都市観光市場へのサービス提供を開始しており、大阪は独自の文化をはぐくむアジア有数の大都市であり、星野リゾートにとって重要な拠点になると考えてるとのことです。

 予定地の地籍は13,909.90平方メートル、用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率400%。事業予定者はミナミホテルマネジメントで、ホテル運営事業者が星野リゾートとなっています。提案価格は18億1,111万1,111円。

[古川 敦]