「新入社員のタブー行動ランキング2017」発表! 「挨拶をしない」「遅刻する」は約8割の先輩社会人が“許せない”と回答~仕事よりプライベート重視は許される傾向に
この春、入社や転職で新しい職場へ向かうフレッシュビジネスマン・ビジネスウーマンに向けて、調査会社マクロミルは「新入社員のタブー行動」についての調査を実施。全国の働く男女1,000名を対象に、社員としてNGな行動を調査、発表しました。
「新入社員のタブー行動ランキング2017」、「挨拶をしない」「遅刻する」は80%が“許せない!”
マクロミルは、全国の働く男女1,000名が実際に見かけたことがある、“入社1カ月以内の新入社員が取っていた行動”に対して、「許せない」と思ったものをランキング。
トップ2は「挨拶をしない」「遅刻する」となりました。どちらも“許せない”派は約80%にも上り、3位以下を大きく引き離しています。
3位は「気づいたら帰っている(何も言わずに帰る)」で61%。こちらも許せない人が多い行動ですが、それよりも「挨拶をしない」は許されない行動と思う人が多いもよう。
フレッシュマンのみなさん、顔をまだ覚えていなくてもともかく挨拶は励行した方が良さそうです。また、遅刻は印象が悪いだけでなく、査定にも響く会社が多いのでご注意を。
「スマホで時間をチェック」「欠勤をLINEで連絡」はあり?
スマホやタブレットの普及や働き方の多様化により職場内のコミュニケーション手段も変化しています。聞き違いを防ぐ意味でも連絡はメールが標準という企業も増えていますが、マクロミルでは、スマホなどデジタル機器の使い方について、どういう印象を持っているかも調査しています。
「欠勤や遅刻をLINEで連絡」は78%が、「込み入った話を直接ではなく、メールで相談」は71%が「なし」とネガティブにとらえていることがわかりました。
このあたりは、社風によって許される・許されないが大きく違うところではありますが、社内の様子がつかめるまでは、LINEでの遅刻連絡は控えた方が良さそうです。
逆に、「時計代わりにスマホで時間をチェック」は71%が「あり」と回答していて、こちらは問題なさそうです。
「仕事よりもプライベートを優先」は、9割が「問題ない」「仕方ない」で許容
新入社員の行動に対して「問題無い」もしくは「好ましくないが仕方ない」と思う点では、「プライベートについて語ろうとしない」97%、「仕事の付き合いよりもプライベートを優先する」92%、「職場の飲み会に参加しない」86%などがあがりました。
いまや、労働人口が今後減り、多様な働き方ができるようにして労働人口を確保しようという“ワークライフバランス”は国家的なテーマ。そんな現在では、若い社員が職場の飲み会に参加したがらないことを問題視する人は少数派になっています。
初対面で好印象ゲットには、身だしなみが大切
新入社員について、「初対面の印象が良い」と思うポイントをたずねると、半数以上があげたのは「身だしなみ」と「表情」。基本ではありますが、清潔な服装、にこやかな表情を心がけたいところです。