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パンクしない自転車! ブリヂストンが空気充填不要タイヤ「エアフリーコンセプト」の自転車用を開発。2019年に実用化を目指す~4月30日や6月4日に試乗会も予定

[2017/4/18 11:31]

 ブリヂストンとブリヂストンサイクルは17日、タイヤの空気充填を不要とする技術「エアフリーコンセプト」の実用化に向けた取り組みのひとつとして、自転車用次世代タイヤを開発。今後、市場性評価などを進め、2019年の実用化を目指すとしています。

 「エアフリーコンセプト」は、タイヤ側面の特殊形状スポークにより荷重を支えることで、タイヤへの空気充填を不要とする技術。材料にリサイクル可能な樹脂やゴムを使用することで、資源の効率的な活用にもつながるとのこと。

 今回、ブリヂストンとブリヂストンサイクルは「エアフリーコンセプト」を用いて、パンクの心配のない自転車用タイヤを開発。さらに、スポークに使用する樹脂ならではのデザイン自由度を最大限に活かして、従来にない次世代型自転車の提案が可能となったとしています。

 また、4月30日(日)に福岡県久留米市、6月4日(日)に横浜市で開催するイベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」などで、「エアフリーコンセプト」を用いたタイヤを装着した自転車の試乗会を行なっていく予定で、エンドユーザーの意見も取り入れながら、実用化に向けた検討を進めていくとのことです。

[古川 敦]