「今風でいい」「可愛い」「コレジャナイ感」など、劇場用アニメ「はいからさんが通る」のキービジュアルが話題! 竹内まりや×早見沙織の主題歌には「豪華すぎる」の声
11月11日公開の劇場用アニメ「はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜」のキービジュアルが5月29日(月)に解禁されて話題になっています。
原作は、1975年から1977年まで「週刊少女フレンド」で連載された大和和紀氏の少女マンガ。今から40年も前の作品ですが、世代を超えて読まれ続け、累計1,200万部を超えた大ヒットコミックです。
そのためか、解禁された「はいからさんが通る」のキービジュアルでは、は大和和紀氏の原作とはキャラクターデザインががらっと変わって今風に。
主人公のはいからさん=紅緒も、許嫁の少佐こと伊集院忍も、原作のイメージより少し若く(幼く)なっている印象を受けます。
このキービジュアルを見たTwitterユーザーからは、「キャラデザインめっさ可愛い」「今風でいい感じ」「少佐かっこよすぎてつらい」といった声が上がる一方で、原作ファンは「コレジャナイ感」「これ、私の知ってるはいからさんが通るじゃない」「このはいからさんは通らない」といった声も。
年齢やや高めの原作ファンにとっては違和感がある一方で、原作を知らない世代には好感をもって受け止められている印象です。
もっとも、原作ファンでも「時代の流れ」「紅緒の顔が原作絵の面影すらない。まあ原作絵通りにしたらまるっきり受けない予感がするけどさぁ」といった“容認派”も少なくないようです。
竹内まりやさん×早見沙織さんの主題歌に期待の声
キービジュアルとあわせて、主題歌「夢の果てまで」は竹内まりやさんが作詞作曲し、主人公の紅緒を演じる声優・早見沙織さんが担当することが発表されました。
早見沙織さんの歌唱力は、アニメファンにはよく知られているところ。その歌声は、スマホ向け音ゲー「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」の高垣楓役でもおなじみです。
このため、ネットでは「なにこの豪華な組み合わせ」「主題歌めっちゃ楽しみ」といった声が上がっています。
「劇場版 はいからさんが通る」は前後編~TVアニメでは見られなかった原作ラストまでをアニメ化
「劇場版 はいからさんが通る」は前後編で、前編の「はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」は2017年11月11日公開。
後編「はいからさんが通る 後編 ~東京大浪漫~」は2018年公開予定となっています。
大和和紀氏の原作「はいからさんが通る」は絵の可愛らしさはもちろんですが、前向きな主人公の明るさや性格の良さ、時代背景もからめてのストーリーが大きな魅力。
少佐の声を担当するのは、女子に絶大な人気を誇る声優・宮野真守さんですし、キャラデザの違和感だけで見逃してしまうのはちょっともったいないかもしれません。
「劇場版 はいからさんが通る」作品情報(敬称略)
<前編タイトル>
劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~
古橋一浩監督/2017年11月11日(土)公開
<後編タイトル>
劇場版 はいからさんが通る 後編 ~東京大浪漫~
加瀬充子監督/2018年公開予定
<公式サイト・Twitter>
公式サイト [haikarasan.net]
公式Twitter [@haikara_anime]
<ストーリー>
いつだって 大キライは恋のはじまり。
時は大正。女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている。そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉。実は彼が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心惹かれていく。
<スタッフ>
原作:大和和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDX(デザート)所載)
監督(前編)・脚本:古橋一浩
監督(後編):加瀬充子
キャラクターデザイン:西位輝実
背景デザイン・美術監督:秋山健太郎
色彩設計:辻田邦夫 (※辻は「1点しんにょう」)
撮影:荻原猛夫(グラフィニカ)
音響監督:若林和弘
音楽:大島ミチル
前編主題歌:「夢の果てまで」(歌:早見沙織 作詞・作曲:竹内まりや 編曲:増田武史)
アニメーション制作:日本アニメーション
製作:劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
【キャスト】
花村紅緒:早見沙織
伊集院忍:宮野真守
©大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会