爽快ドラッグとケンコーコムが合併で「Rakuten Direct」に!～7月1日付で発足。代表取締役社長は爽快ドラッグ代表の小森紀昭氏

　楽天が12日、全額出資のケンコーコム株式会社と、同じく全額出資の株式会社爽快ドラッグの二社の合併により7月1日付で発足する新会社の商号を「Rakuten Direct株式会社」(福岡県福岡市中央区天神一丁目)に決定したと発表しました。同社の代表取締役社長には、爽快ドラッグ代表の小森紀昭氏が就任予定。

　Rakuten Directでは、引き続き、生活用品や日用品を取り扱うECサービスを提供し、今回の合併により、各サービスにおける物流インフラおよび情報システムの効率化、販売商品の拡充を徹底し、一層の顧客サービスの向上を目指すとしています。

　ケンコーコムは、前身となる株式会社ヘルシーネットが1994年に東京都港区に設立。2003年にケンコーコムに社名変更。2011年に楽天の投資子会社のRSエンパワメントに第3者割当増資を実施し、2012年に楽天が第三者割当増資を引き受け子会社化、2016年に楽天が株式公開買付けを行ない、同社子会社のRSエンパワメントと合わせ90.42%の株式を取得しています。

　爽快ドラッグは、2000年に小林製薬が中心となり創快ドラッグ設立。2008年に爽快ペットストアをオープンし、2009年に社名を爽快ドラッグに変更。2014年に楽天市場内に爽快ドリンク専門店をオープン後、2016年12月に住友グループより全株式を楽天が取得し、楽天の子会社となっています。