やっぱり金持ちほどケチ？　格安スマホは年収が高い人ほど利用率が高いことが判明～年収1,000万円超では3割以上が利用

　格安スマホ・格安SIM比較サービスのすまっぴーは「節約意識と格安スマホ利用」に関するアンケートを実施。すまっぴーを運営する株式会社インターファームが結果を発表しました。

　調査期間は5月25日から5月30日まで。インターネットのアンケートで有効回答数は548。

年収が高い人ほど格安スマホの利用率が高いという結果に

　年収別の格安スマホ利用率を見ると、年収が高いほど格安スマホ利用率も高いことがわかりました。

　“格安”という言葉から、収入が低い人向けのようなイメージを持つ場合もあるかもしれませんが、昔から「金持ちほどケチ」という言葉もあり、お金のある人ほどコストパフォーマンスに敏感なのかもしれません。

　また、格安スマホや格安SIMは、ドコモなど3大キャリアのスマホに比べて、利用するのに若干の知識が必要。一般的に、収入が高い人ではITリテラシーも高い人が多いことも影響しているかもしれません。

　一方、年収200万円以下は利用率が低くなっています。この点について調査を実施したインターファームでは、年収200万円以下では学生が多く、両親に携帯料金を支払ってもらっているケースが多いためと推測しています。

通話を利用することが多い営業職では格安スマホ利用率が低い

　職種別に見ると、営業職での格安スマホ利用率が非常に少なくなっているのが特徴的です。

　通話をよく使う営業職の場合は、カケホーダイが付いている大手キャリアのプランの方が通話料が管理しやすく、安心だからではないかとインターファームでは分析しています。

節約意識の強い人ほど格安スマホ利用率が高い

　当然予想できる結果ではありますが、格安スマホは大手キャリアと比較すると月額料金を大きく削減できることもあり、節約意識が高い人に多く使われています。