気軽に始められてサクソフォンのような演奏表現の新管楽器! 独自構造で水洗いも可能なABS樹脂製「ヤマハ Venova」が本日30日(水)発売~リコーダーのような指づかい
ヤマハから、管楽器の新製品として、リコーダーのようなやさしい指づかいやメンテナンスのしやすさによって気軽に始められ、なおかつサクソフォンのような表情豊かな演奏を楽しめるという新開発のカジュアル管楽器「Venova(ヴェノーヴァ)」(YVS-100)」を2017年8月30日(水)に発売します。価格はオープンプライスで、店頭価格は11,000円(税込)程度。初年度国内販売予定数15,000本。
ラテン語で“風”を意味する“ventus”と、“新しい”を意味する“nova”を組み合わせた「Venova」は、管楽器の本格的な演奏感や表現力をより気軽に身近に楽しめるように開発されたという、まったく新しいタイプのアコースティック管楽器。「もっと気軽に、もっと自由に、より多くの人に管楽器の演奏を楽しんでほしい」という想いから生まれたとしています。
円筒管を分岐させた「分岐管構造」と蛇行形状による、今までにない独自のデザインを採用。1993年発売のシンセサイザー「VL1」に搭載されたデジタル信号処理によるバーチャル・アコースティック音源に用いられた「分岐管理論」を応用し、具現化したもので、サクソフォンなどの円錐形管楽器の音響特性を円筒管で実現することができるため、コンパクトなボディサイズながら、広がりのある音色を奏でることができるとしています。
また管体を蛇行させることで、音孔の間を狭めて指で塞ぎやすくし、キイ(音孔を塞ぐための部品)の少ないシンプルな構造を実現。この結果、管楽器初心者でも演奏しやすい、リコーダーに似たやさしい指づかいを実現し、トーンホールアダプターの着脱によって「ジャーマン式」「バロック式」のいずれにも対応できます。
また、マウスピースとリードを用いて発音する管楽器ならではの本格的な吹きごたえと、2オクターブの音域を備えているため、管楽器初心者だけでなく経験者にも満足いただける楽器としています。さらにABS樹脂製のため軽量で耐久性に優れ、水洗いも可能。取り扱いやメンテナンスが容易なため、どこへでも気軽に持ち出せて、アウトドアやカジュアルなセッションなどさまざまな場面で手軽に演奏を楽しめるとしています。