大人気アニメ「けものフレンズ」のたつき監督が“のけもの”に!? Twitterで降板を公表~ネットは阿鼻叫喚、「たつき監督」がTwitter世界のトレンドワード1位に
2期の制作が決定している大人気TVアニメ「けものフレンズ」のたつき監督は9月25日(月)、Twitterで降板を発表しました。
「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、ぼくもとても残念です」。
寝耳に水のたつき監督降板に、ネットに衝撃が走りました。たつき監督が「ぼくもとても残念です」とつぶやいていることから、降板は監督の本意ではなかったことがわかります。
たつき監督のツイートはつぶやきから3時間余りで24万以上リツイートされ、「たつき監督」はTwitterのワールドトレンド1位に。ファンに与えたショックの大きさが数字に表れています。
Twitterや掲示板では以下のような書き込みが。
「けものはいるが“のけもの”はいないんじゃなかったのかよ…」
「監督はフレンズじゃなかったんだね…」
「たつき監督のいないけもフレ、マジで虚無リパークじゃん」
「のけものフレンズ」
ニコニコ動画では、アニメ「けものフレンズ」の第1話が無料で見られますが、「たつき監督を返してよ!}「たすけて」「絶望した」「署名するのだ…」「竹書房許さん」「なんでや竹書房関係ないやろ」「コンテンツを食べないでくださーい」など阿鼻叫喚コメントの弾幕で、オープニングなどはほとんど画面が見えない状態。
ニコニコ動画を運営するドワンゴはKADOKAWAのグループ会社。このため、「(ニコニコ動画の)プレミアム解約するのだ…」といったコメントも複数見られます。
たつき監督は「けものフレンズ」1期でシリーズ構成、脚本、監督を手がけています。それだけに、たつき監督が外れたアニメ2期は「もはやけものフレンズではない別ものフレンズなのだ…」と悲嘆にくれるファンも。ネットの書き込みの中には、「2期のスポンサーに抗議するのだ」といった声まであります。
一方で、「けものフレンズのコンセプトを作っているのは吉崎観音氏なんだからそれほど変わらないのでは」という意見も少数ながらあります。
ヒットしたアニメで2期制作が決まった場合、監督のスケジュールが合わないといった事情がなければ、2期も同じ監督が担当するのが通例。監督がつぶやいた「カドカワ方面よりのお達し」ということ以外に降板の経緯はわかっていませんが、このままでは1期の熱烈なファンが2期の強烈なアンチになってしまう可能性も。
アニメに限らず、スタッフ降板の事情などはあきらかにされないのが普通ですが、ショックを受けている多くの作品ファンのために、「けものフレンズ プロジェクト」公式サイトでも何らかの説明がなされることを期待したいところです。