バラエティ番組のADってどんなシゴト? 現役テレ東ADが“全部書いちゃった!”コミックエッセイ「オンエアできない!」10/20(金)発売
朝日新聞出版は、テレビ東京局員・真船佳奈さんのコミックエッセイ「オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます」を10月20日(金)に発売します。A5版152ページで、価格は1,000円(税別)。電子書籍版はオープンプライスですが、Amazon.co.jpでは864円で販売されています(10月20日発売日時点)。
「オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます」は、著者の真船佳奈さんがテレビ番組ADとして働くなかで経験した笑いや驚き、時に怒りに満ちたエピソードを漫画化したもの。
もともと、仕事の合間にノートに書き殴られていたマンガが「ゴッドタン」などの人気番組で知られるプロデューサー・佐久間宣行氏の目に留まり、SNSで拡散されたことがきっかけで書籍化されました。
「たまにテレビ画面に映りこむ、カンペとか出す人?」、「最近出演者として旅番組とか食レポとかやってるの見かける…」など、なんとなく知っているけれど、ほんとはよく知らないADという職業について、 自身の体験や身の回りの変人、勤務するテレビ東京の変わった風土などを惜しげもなくネタにして描いています。
作中では“明日の朝までにどんぐりを600個集める”、“カメラに無数に映りこんだ男性の局部にひたすらモザイクをかけ続ける”など、他の仕事ではありえないような業務内容に日々悪戦苦闘する主人公が描かれます。
直属上司のディレクターを「みんなも嫌いな上司いるでしょ? あーいうカンジ、わかる?」「ほんとずっと怒ってんの 超怖くない?」とマンガで堂々と描くなど、テレビ東京の現場はかなり風通しが良さそうです。
テレビ東京全面協力による本書は、朝日新聞出版の無料試し読みサイト「ソノラマ+」で試し読みが可能。2つのエピソードが読めるので、「テレビの裏方仕事ってどんな?」と思う人はまずは無料の試し読みをおススメ。記者は仕事中にじっくり読んでみましたがかなり面白いです!
南海キャンディーズ 山里亮太氏から届いた「これだけ全部言ったんだ、遺書と受け取って間違いないよね?」との推薦(?)コメントや、佐久間氏の「超笑えるんだけど、これうちの局の話なんだよな…」とのコメントからも、マンガのぶっちゃけぶりが伺えます。
ちなみに、著者の真船佳奈さんはコミック内の本人キャラとはだいぶイメージの違う、可愛らしいタイプの美人! コミック試し読みがツボに入ったら、著者のTwitterもフォローをおススメします。
著者プロフィール
・真船佳奈(まふねかな)[Twitter]
1989年福島県生まれ。中央大学文学部国文学専攻を卒業後、2012年株式会社テレビ東京に入社。アニメ事業部勤務を経て、入社3年目で制作局に異動。
バラエティ番組のADを経験し、現在は「テレ東音楽祭」チーフAD、「プレミアMelodiX!」「ひるソン!」「昼めし旅」などのディレクターを担当。
番組内の挿絵やキャラクターデザインも手がけている。