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日中眠い、だるい…眠気と疲れのピーク「魔の時間帯」は月曜がトップ! 週末休んだはずが、週明け月曜にだるくなってしまうのは「土日の過ごし方」が原因~ウーマンウェルネス研究会調査

[2017/10/17 19:27]

 「休み明けなのに身体がだるい」「昼間に急な眠気が襲ってきた」……あるあるですね。

 花王やパナソニックなどが協賛する「ウーマンウェルネス研究会」は、全国の20~59歳の男女668名を対象に、日中の眠気やだるさを調査。結果を発表しました。

 調査によると、日中の眠気やだるさを感じている人は約8割。うち9割は眠気やだるさで仕事のパフォーマンスが低下した経験をもつことがわかりました。


眠気と疲れのピーク「魔の時間帯」は月曜がトップ!

 調査ではさらに、平日最も眠気やだるさを感じる「魔の時間帯」を聞いたところ、日中の眠気やだるさは、休み明けの月曜に集中。6割以上の人が月曜日を最も眠気やだるさを感じる曜日としています。

 ウーマンウェルネス研究所では、週明けの不調は、土日の過ごし方が原因と推測しています。昼まで寝ていたり夜更かしをしたりと週末の生活リズムが崩れてしまうと、月曜日がつらいと感じることになってしまうそう。

 月曜日からしゃっきり働くには、土日も規則正しい生活を心がけるとよさそうです。

日中のパフォーマンスを上げるには?

 このため、日中のパフォーマンスを上げるためには、夜はしっかり休息をとり、日中は意識的に覚醒レベルを上げることが重要とのこと。

 どうしても眠くなってしまった場合は、交感神経を刺激して覚醒モードをオンに。具体的には、人と話して適度な緊張状態をつくったり、歯みがきをする、炭酸水を飲むなど、感覚器官に刺激を与えたりすることで交感神経が活発になるそうです。

 また、思い切って昼寝の時間を確保することで、仕事のパフォーマンスが高まるとのこと。夜の睡眠に影響が出ないよう、15時より前に昼寝をするようにし、時間は15~20分程度にとどめるのがコツ。

 少し眠ったことで本格的に眠くなってしまうこともありますが、昼寝の前に緑茶やコーヒーなどカフェイン飲料をとると、起きるころに効果があらわれ、すっきりと目覚められるとしています。

夜は寝る間に入浴で体温を上げると

 夜の対策としては、寝る前に入浴で体温を上げておくことが推奨されています。手足からの放熱が促されて体温が下がり、スムーズに寝つけるとのこと。

 就寝の1時間ほど前までに、炭酸入浴剤を入れた38~40度のお湯につかるのが理想的だそうです。炭酸入浴なら、短時間で体温を上げることができ、血流をよくして、疲労を回復させる効果も期待できるとのこと。

体温上昇の効果。炭酸入浴10分は、さら湯入浴15分に相当するとのこと。入浴剤がもったいないと思うあなたは、38~40度くらいで15分ゆっくり入浴をどうぞ

 最近はシャワーで済ませる人も増えていますが、明日はがんばらないと! というときはお風呂が良いようです。

 また、昼間の仕事やストレスの影響で神経が高ぶってなかなか眠りにつけないときもありますよね。そういうときは、蒸しタオルやホットアイマスクで目もとを温めると緊張がほぐれ、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になり、気分を就寝準備モードに切り替えることができるとのこと。寝つけない夜はお試しを。

[工藤ひろえ]