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東京オリンピックマスコット3案発表! 全国の小学生の投票で最終決定~ネットの下馬評では「ア」「ウ」を推す人が多め。「もっといい案なかったの?」に対して「ロンドン見ろ。ぜいたく言うな」の声も

[2017/12/7 13:46]

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのマスコット最終3案が、12月7日(木)に公式サイトで発表されました。全国の小学生の投票によって、3案からひとつが選ばれ、最終決定することになります。

 マスコット3案が発表されると、「東京五輪マスコット」「小学生投票」など関連ワードがTwitterのトレンドワード1、2位に。ネットではさまざまな感想や意見が飛び交っています。

東京オリンピック公式サイトで発表されたマスコット3案。左から、「ア」案、「イ」案、「ウ」案(東京オリンピック・パラリンピック公式サイトトップページより)

 未来的なデザインの「ア」案には、「なんかセガっぽい」の声も。セガのソニックを思い浮かべたようです。「ウ」案については、キツネのキャラは「ジバニャンに似てる」、タヌキは「ローソンのポンタに似てる」の声も。動物のキャラクターは元の動物が同じならある程度似てしまうのはいたしかたないかもしれません。

 Twitterを見ると、「ア」案と「ウ」案を推す声が多いもよう。ただし、選ぶのは小学生。「小学生にはどれが受けるのかわからんな」など、子どもに受けるのはどれか想像がつかないという声が多数見られます。

 巨大掲示板では、「何でもいいけど、赤字は税金で補填するんだから、ぬいぐるみが売れるやつにしろ」という切実?な声も。

 「もっといい案なかったの?」といった声もありますが、東京オリンピック・パラリンピック公式サイトでも公開されている過去のオリンピック大会マスコットの画像を見た人からは、「ロンドン見たらどれでもいい気がしてきた」「ぜいたく言うな。ロンドンのマスコット見ろ」といった声が。

 さんざんな言われようですが、ロンドン五輪のマスコットは開催時から不評で、「可愛くないからぬいぐるみが売れていない」という報道もありました。1968年冬季のグルノーブル(フランス)のマスコットもなかなか個性的です。

ロンドン五輪のマスコット(Wikipediaより)

 五輪マスコットは、開催時にはぬいぐるみや着ぐるみなど、三次元で目にすることの方が多いもの。このため、3Dの360度動画もYouTubeで公開されています。「ジバニャンに似てる」という声がある「ウ」のキツネも、立体で見てみるとあまり似ていないことがわかります。

 興味のある方は、YouTubeの動画もチェックしてみることをお勧めします。

「ア」案
「イ」案
「ウ」案
[工藤ひろえ]