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次のサザエさんCMは、「Amazon.co.jp」「西松屋」「大和ハウス工業」の3本立て! 「御用聞きのサブちゃん失業不可避」「タラちゃんの服は西松屋」「磯野家建て替えで二世帯住宅に!?」ネット民の妄想が止まらない

[2018/1/31 12:47]

 共同通信は1月30日(火)、東芝がスポンサーを降板したフジテレビの国民的アニメ番組「サザエさん」の新スポンサーが決定したと報じました(共同通信記事)。

 共同通信によると、10社近くが参加した入札により、「Amazon.co.jp」「西松屋」「大和ハウス工業」に決定したとのこと。「サザエさん」を1社提供したいとTwitterで表明していた高須克弥院長が経営する「高須クリニック」は入札で敗れたようで、高須院長がTwitterで敗戦コメントをツイートしています。

 高須院長のツイートは1万件以上リツイートされ、2万件以上のいいね!が付いています。敗れたとはいえ高須院長のツイートには「一番に手をあげて サザエさんを守ろうとしてくれた 高須院長のお気持ち、忘れません!」といった返信が付いていて、院長の心意気はファンの心に残ったよう。

さすがの高須院長も、今回ばかりは事業規模の違いすぎる大企業に力負け?


新スポンサーに、サザエさんファンの妄想が止まらない

 サザエさんの家は世田谷区桜新町という設定ですが、いまどき23区内の庶民の家ではほぼあり得ない広い庭付きの平屋建て。三河屋のサブちゃんが御用聞きに来るなど、昭和30~40年代くらいの東京の山の手に住む一家の生活が作品世界となっています。

 1969年の放送スタート時には現実的に存在しそうな一家でしたが、開始からほぼ半世紀が経過した現在ではファンタジーと言っていいほど現実離れした世界となってしまいました。

 そこへAmazon.co.jpという、現代を代表するサービスがスポンサーに決定したことで、ネットではサザエさん現代版のイメージをふくらませる作品ファンが多数。

 中でも、磯野家に御用聞きにくる三河屋のビジネスがどうなっているかを想像する人が多くいます。

 三河屋については、Amazonマーケットプレイスに出品し「この商品は、三河屋さんが販売、Amazon.co.jpが発送します」になるという人もいれば、「いや、三河屋はデリバリープロバイダーだろ」という人も。「三河屋はコンビニになり、Amazon商品の受け取りが可能に」とみる意見も。サブちゃんは失業し、ヤマトに転職するという声もあります。

 時代離れした磯野家の平屋建て家屋については「安心してエッチもできないから大和ハウスで二世帯住宅に建て替えだな」とみる意見や、敷地がかなり広いので「いや大和ハウスでマンション建て替えだろう」と考える人も。

 「タラちゃんやイクラちゃんの服は西松屋」「サザエさんは西松屋の半額セールに行って財布を忘れる」など、磯野家のベビー服・子供服が西松屋デザインになると予想する人も。

 「次回、
  ・Amazonプライムで夫婦円満
  ・マスオ、ダイワハウスに決める
  ・タラちゃん、赤ちゃん返り
  の以上3本でお届けするですぅ」

 など、スポンサー3社に絡めていつもの予告を考える人も多数。CMスタート前から、広告効果は抜群と言えそうです。

[工藤ひろえ]