義理チョコのお返し、それほど気にしなくても大丈夫かも!? 義理にお返しがなくても気にならない女性が約9割、内容は「もらえるなら何でもいい」が4割で最多~ただし中には“祟る”タイプも
マーケティングサービス事業を手がけるミュゼマーケティングは、「バレンタインのお返し」に関するアンケートを実施。結果を発表しました。調査対象は全国20~29歳の女性986人。
バレンタインのお返し、「期待している」女性は“義理チョコ”では3割と少数派
バレンタインに複数のチョコをもらうモテ男性にとって、気になるのが「お返し」。義理堅い男性の中には、義理チョコに“3倍返し”をするために3月はおこづかいが厳しいという人も。
ところが、今回の調査では、義理でもお返しを期待する女性は3割と少数派であることが判明。
50%以上の女性がホワイトデーの「お返し」を期待していますが、本命と義理ではお返しに対する期待度はかなり温度差が。本命に対しては60%の女性がお返しを期待していますが、義理に対してお返しを期待する女性は30%と、大きな違いがあることがわかりました。
また、義理チョコでお返しがなかった場合に、「悲しいけど何とも思わない」が50%、「全く気にしない」が40%で、計9割の女性はもらえなくても“気にしない派”のようです。
とはいえ、義理でもお返しがなかった場合、「人間性を疑う」6%、「その人を嫌いになる」1%、「付き合いをやめる」1%と、少数ながらお返しをしないと後がこわそうな女性もいます。義理チョコをくれた女子が“気にしない派”なのか“後で祟るタイプ”か、見極めが難しいならちょっとしたお菓子でもお返ししておくのが無難かもしれません。
バレンタインのお返し「もらえるなら何でもいい」が4割で最多!
お返しをもらえる場合の理想金額を聞いてみると、本命・義理のどちらに対しても、80%の人が「金額は気にしない」「あげたものと同額くらいで良い」と回答。
「1.5倍くらいの金額」「2倍の金額」のお返しを期待する人もいましたが、どちらも義理からではなく、本命に対する期待でした。義理チョコをもらっても、お返しで気張る必要はなさそうです。
プレゼント内容に関しても、本命・義理ともに一番多かったのが、「もらえるなら何でもいい」40%でという結果に。本命では、次に多かったのが「ちょっと特別な限定スイーツ」24%。対して義理は、「クッキーなど手軽なスイーツ」32%でした。本命・義理どちらの場合も、モノとして残らないお菓子類が無難なようです。
74%の女性が「お返しにセンスを感じたことがない」と回答
本命チョコの場合は、バレンタインデーのお返しがお付き合いのきっかけになることもあり、男性陣のプレゼントセンスが問われるところ。ところが、74%の女性が「お返しにセンスを感じたことがない」と回答しています。
ファッションや美容に関わるものは趣味もあるので難しいところ。女性が「センスがいいと感じた」お返しを見ると、本命なら“特別感”が重要なポイントのよう。義理なら、負担にならない金額で、実用的に役立つものや手軽に食べられるスイーツが歓迎されるようです。
<センスがいいと感じたお返し・本命編>
・バレンタインで彼にあげたものとおそろいのアクセサリー(21歳 / 学生)
・手書きのカードと手づくりクッキー(23歳 / 事務)
・普段料理をしない彼の手づくりのディナーとクッキー(24歳 / 教育)
・普段よりお洒落なレストランで感謝の言葉を入れたサプライズプレート(26歳 / 公務)
<センスがいいと感じたお返し・義理チョコ編>
・小さめのラスク。一口で食べられてデスクワークにぴったり(21歳 / 事務)
・1,000円入金してあるスタバのカード(22歳 / 学生)
・何時間も並ばないと買えない有名スイーツで日持ちするもの(27歳 / 医療)
・ハンドクリームや入浴剤(29歳 / ブライダル)