EV「テスラ」が宇宙でドライブ! SpaceXが積載能力世界最大ロケット「Falcon Heavy」の打ち上げ成功~ロケットの先端にイーロン・マスクCEOの「テスラ Roadster」
SpaceXが、初の大型ロケットとなる「Falcon Heavy」の打ち上げに成功しました。ケネディ宇宙センターから2018年2月7日(日本時間)に打ち上げられました。
More photos from Falcon Heavy's first flight →https://t.co/095WHX44BXpic.twitter.com/6vlXJoYif0
— SpaceX (@SpaceX)2018年2月7日
Falcon Heavy side cores have landed at SpaceX’s Landing Zones 1 and 2.pic.twitter.com/oMBqizqnpI
— SpaceX (@SpaceX)2018年2月6日
「Falcon Heavy」が大気圏を出ると、両脇のサイドブースター2基が分離し、ケープカナベラルのSpaceX専用着陸パッドへと帰還。残り1本のセンターコアと呼ばれるブースターも分離され、大西洋上の無人船「Of Course I still Love You」へと舞い戻るという再利用型なのも特徴です。
Third burn successful. Exceeded Mars orbit and kept going to the Asteroid Belt.pic.twitter.com/bKhRN73WHF
— Elon Musk (@elonmusk)2018年2月7日
そういったロケットしての先進性もさることながら、宇宙区間でロケット先端のフェアリングが開くと、イーロン・マスクCEOの真っ赤なEV「Tesla Roadster」が登場するのに度肝を抜かれます。Tesla Roadsterの運転席には、SpaceXの宇宙服を来た“スターマン”が左手をドアにのせ、右手でステアリングを握り、まるで口笛でも吹きながら時速約4万km(秒速11km/s)でドライブしているようです。運転モニターには「DON'T PANIC!」の文字が…。
最先端の技術と莫大な予算をかけながらも、洒落っ気も忘れないイーロン・マスクCEOらしいロケットとなっています。