「日本の城」ランキングを阪急交通社が発表! おなじみの姫路城や松本城、熊本城のほか、竹田城や五稜郭など城跡もランクイン。ひこにゃんの彦根城も
阪急交通社は2月9日(金)、最近1年間で検索された城のランキングを発表しました。
ランキングは、2017年の1年間に阪急交通社サイトで検索された城の名前の検索数をもとに算出されたもの。表記ゆれや複合キーワードでの検索は合算されていませんが、たとえば竹田城の場合に「竹田城址」「竹田城跡」など一般的に呼ばれる名称は合算されています。
ランキングの1位に輝いたのは“日本一美しい城”と言われる兵庫県の「姫路城」。兵庫県姫路市にある姫路城は、天守閣などが国宝や重要文化財に指定され、平成5年(1993年)には日本で初めて世界文化遺産にも登録されました。
シラサギが羽を広げたような姿から、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でもおなじみ。大天守の美しさは圧巻で、時代劇のロケ地としても多数使用されています。城内ではARを利用した展示、解説を行っているので、訪れる際は専用アプリのダウンロードをお忘れなく。
千姫が休息所としていた「化粧櫓」や、播州皿屋敷でお菊が投げ込まれたとされる「お菊井戸」など、天守閣以外の見どころも多数あります。
2位は同じく兵庫県の「竹田城」。兵庫県朝来市(あさごし)の古城山(こじょうざん)山頂、標高約353.7mに竹田城(跡)はあります。約400年前に廃城し、石垣のみが現存しています。
竹田城の周辺に濃い霧が発生することがあり、雲海に浮かんでいるように見えるため「天空の城」とも呼ばれ、近年人気が沸騰しているとのこと。「恋人の聖地」としても登録されているため、カップルの姿も多いそうです。1月・2月は閉山されていますのでご注意。
3位は長野県の「松本城」。長野県松本市にある松本城は、現存する五層天守閣としては最古で、国宝に指定されています。
松本城の魅力は、北アルプスが背景に広がり、白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた外観の美しさ。松本城VRアプリ「ストリートミュージアム」を利用すれば、松本城の江戸時代の姿を再現したVRと解説アナウンスが楽しめます。また、城内には兜や忍者の衣装を身に付けた「おもてなし隊」が。一緒に記念撮影ができます。
発表されたランキングTOP10は以下の通り。日本の城で人気というと「姫路城」「松本城」「熊本城」が3トップのイメージでしたが、熊本城は震災により残念ながら改修中。それでも9位にランクインしています。
ゆるキャラ「ひこにゃん」でおなじみの彦根城は5位にランクイン。ひこにゃんは彦根城に毎日登場しています。
<人気の城ランキング TOP10>
1位 姫路城(兵庫県)
2位 竹田城(兵庫県)
3位 松本城(長野県)
4位 江戸城(東京都)
5位 彦根城(滋賀県)
6位 大阪城(大阪府)
7位 上田城(長野県)
8位 五稜郭(北海道)
9位 熊本城(熊本県)
10位 名古屋城(愛知県)
10位 二条城(京都府)
10位 弘前城(青森県)