ライフ

発明以来百年ぶりの大改良! 開く力を最大約50%削減したダブルクリップ「エアかる」が本日1日(木)発売~突起で支点の位置をずらすことで半分の力で開けるように

[2018/3/1 18:40]

 プラスが、オリジナルの新機構(特許出願中)により、ダブルクリップの開く力を従来品比最大約50%に削減し、空気のように驚くほど軽く開くことができるというダブルクリップ「エアかる」を、2018年3月1日(木)に発売しました。

 サイズは大(とじ枚数:約120枚)・中(同:約90枚)・小(同:約50枚)の3タイプ。各10個入りでメーカー希望小売価格は、大450円(税抜)、中350円(税抜)、小300円(税抜)です。

 同社によれば、近年、オフィス環境の変化で保管スペースが減少、書類保管が長期保管から一時保管する傾向にシフトし、手軽に書類をまとめるダブルクリップの需要が拡大しているとのこと。しかし、「開きが固く、力が必要」「パチンと弾け飛ぶ時がある」など、開くときの固さや指へのあたりの痛さに多くのユーザーが不満やストレスを感じてると分析。

 「てこの原理」を利用してレバーで本体を開き、書類を挟む「ダブルクリップ」は、アメリカ人のルイス・エドウイン・バルツレー氏が発明。1915年に米国で特許登録され、その後も形状がほぼ変わることなく、時代を超えて広く使用されています。

出典:米国特許商標庁(特許番号 US1139627)

 今回発売される「エアかる」は、本体に「てこの原理」を利用した突起を配置。この突起がレバーを開くときの支点となって、さらにレバーの長さを変更することで、開く力を大幅に軽減し、これまでの約半分の力でレバーを開くことができ、同社従来品比実験により、大-50%、中-40%、小-30%省力化しているとのこと。

 また、レバー先端をフラットデザインに変更し、指に当たる接地面積が増えフィット感を高めたことで、指へのあたりがよりソフトになったとしています。

[古川 敦]