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「最後の1秒まで見届けて下さい!」 大杉漣さん出演「バイプレイヤーズ」が本日7日(水)に最終回~サブタイトルは「バイプレイヤーより愛をこめて」

[2018/3/7 15:49]

 テレビ東京で2018年2月7日より毎週水曜日21時54分に放送中の「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」が、2018年3月7日(水)に最終回を迎えます。撮影途中に大杉漣さんが急死し、放送が検討されていましたが、2月23日に最終回までの放送が決定。最終回となる第5話のサブタイトルは「バイプレイヤーより愛をこめて」。


 放送が決定した際、誰よりもこのドラマを愛していたという大杉漣さんは「『日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよ』という、ただ渋いだけじゃなくて、いろんな“ヒト”として生きてる姿みたいなものが、このドラマの中で散りばめられているような感じがしています。そういう意味では新しいドラマなのかなと思うので、是非一人でも多くの方に見て頂きたいと本当に願っています」とコメントを寄せていました。

 同社では、「遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研と豪華共演者が織りなすバイプレワールドを、先日急逝された大杉さんの思いとともに、ぜひ最後までお楽しみください」と呼びかけています。

 最終回のストーリーは、「しまっこさん」のクランクアップを間近に控えたある日、予知夢のような夢を見た大杉は、スタッフへの恩返しを決意する。そんな中、島おじさんと島ママの撮影は終了。その日に島を離れることにした遠藤、田口、松重、光石の4人だが、島ハウスを出る前に大杉が書いたある手紙を発見する……。

 スタッフ不足で混乱中の現場で、ひとり残った大杉が取った行動とは?「しまっこさん」は一体どうなるのか!? おじさん達の共同生活もついに最終回。

 劇中劇「しまっこさん」には、今回はこれまで登場した本田望結さん、吉田羊さん、野間口徹さん、森下能幸さん、でんでんさんに加え、渡辺いっけいさん、滝藤賢一さんも出演します。渡辺さんは志麻子に大きく関わる役を、前作に引き続き出演となる滝藤さんは、でんでんさん演じる宮大工の弟子役を演じます。


プロデューサー 濱谷晃一氏(テレビ東京制作局ドラマ制作部)のコメント

 最終回までぜひ放送してほしい、というテレビ東京へのお問い合わせを驚くほどたくさんいただきました。キャスト・スタッフも「漣さんもきっと望んでいるはずだ」という思いのもと、一丸となって最終回完成に向けて突き進みました。

 相変わらずおじさんたちがわちゃわちゃしていて、右往左往していて、ゆるくて笑えるコメディです。でも、最終回の完パケを見て、本当に完成させて良かったと思いました。関わって下さった皆さんに対し感謝に堪えません。この5人での最後の『バイプレイヤーズ』を是非ご覧ください。

プロデューサー・監督 浅野敦也氏(ドリマックス・テレビジョン)のコメント

 バイプレイヤーズはラブもサスペンスもテーマもない“ゆるシブコメディ”です。でも“テーマ”はあるかもしれません。一つは“友情”です。キャストも、ゲストも、スタッフも友情があるからワチャワチャ出来る。そんな幸せな空間がここにあります。本人役を演じるドラマですが、偽りなき友情がここにあります。

 もう一つは“笑える”こと。つらい事があってもおじさん達のワチャワチャを見てクスクス笑ってもらうこと。笑えるドラマにするために全力を尽くすこと。最終回も全力で笑わせにいきます!是非ご覧ください!

監督 松居大悟氏のコメント

 20日の夜に「僕ら勝手に芝居してるんで、松居さんの好きなように撮ってくださいね」って話したこと。いつも現場の最初と最後に「監督、おはようございます」「監督、お疲れ様でした」と声をかけてくれること。少年のような笑顔。お芝居に対する姿勢。仲間への想い。

 僕にとって、あなたは、とてつもないスターで、憧れで、それなのに監督扱いしてくれて、僕はいつも、どうしていいかわからず、なんとなく笑っていました。

 現実なんか塗り替えて、何度でも何度でも面白い芝居をしてもらっていいですか。
 あなたがだいすきです。
 おかげで一生やめられなくなりました。
 5話のタイトルは「バイプレイヤーより愛をこめて」にしました。
 バイプレイヤーズスタッフを代表して、あなたに、愛をこめて。
 オンエア、みてください。


[古川 敦]