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'80年代に一世を風靡したゲーム電卓が蘇る! カシオがシューティングゲーム搭載電卓「SL-880」を発売~ゲーム電卓の1号機の「デジタルインベーダー」を完全再現

[2018/3/15 14:16]

 カシオ計算機が、迫りくる侵略者をビーム砲で迎え撃つシューティングゲームを一体化した「ゲーム電卓 SL-880」を、2018年3月23日(金)に発売します。メーカー希望小売価格はオープンで、店頭価格は2,000円程度(税抜)程度の見込みです。

「ゲーム電卓 SL-880」

 近年、1980年代の電子ゲームをはじめとする、シンプルさが心地よい過去のヒット商品を再評価する動きが見られるということで、今回の「ゲーム電卓 SL-880」は、数字が見やすい特大表示や税計算機能など現代の電卓としての実用性を備えながら、同社が1980年に発売したゲーム電卓の1号機「MG-880」(発売当時4,900円)で一世を風靡した、電卓の数字表示をそのまま使ったシューティングゲームを搭載しています。シンプルの極みでありながらも奥の深いゲーム内容は、懐かしく感じる世代からゲーム電卓の未体験世代まで、幅広い層が楽しめるとしています。

ゲーム電卓の1号機「MG-880」

 ゲームは、右側から攻め込んでくる侵略者の数字に、ビーム砲の数字を合わせることで迎撃するシンプルな内容。「・」キーを押す回数で標的に含まれる数字に合わせ、ビーム砲として「+」キーで発射。ビーム砲台は3基あり、侵略されるごとに1基ずつ減っていきます。得点は侵略者を迎撃した位置によって決まり、UFO(撃墜した数字の合計値の末尾が0となるごとに出現)を撃ち落とすと300点が加算されます。なお、UFOは的の残り数によっては、出現しない場合があります。

 ゲーム内容は「MG-880」と同一でありながら、表示桁数は10桁に、数字1桁の大きさも拡大され、税計算機能や太陽電池したリチウム電池(CR2016×1個)併用の「TWO WAY POWER」、前のキーを離す途中で次のキーを押し始めても入力できるキーロールオーバー、今どんな計算をしているかがひと目でわかる+-×÷計算状態表示なども装備しています。

 CR2016の電池寿命は約4年(計算機能を1日1時間使用時)/約2年(ゲーム機能を音有りで1日30分使用時)。サイズは幅70×奥行き118.5×高さ8.5mm、重量は60g(電池込み)となっています。

[古川 敦]