アニメ・マンガ

投稿マンガのレベルが高くてびっくり! “講談社7誌100人超の編集者と出逢える”マンガ投稿サイト「DAYS NEO」β版の踏み込み具合がいろいろスゴい!

[2018/3/16 17:39]

 講談社は、未来創造株式会社と共同で、マンガ投稿サイト「DAYS NEO」β版を2018年3月16日にリリースしました。

 「DAYS NEO」は、3月1日にオープンしたマンガアプリ&WEB「コミックDAYS」に携わる7誌のマンガ編集者100名超が投稿作を読み、メッセージを送り、「担当希望」のタグを付ける、プロへの登竜門となるサイト。

 従来、紙のマンガ誌ではマンガ賞を主催し、有望な作家にはデビュー前から担当をつけ、連載作家へと育てていましたが、そのプロセスを読者にもガラス張りで見せるのが特徴。

 また、従来は新人が担当編集者を選ぶことはできませんでしたが、複数の編集者から「担当希望」がついた場合は、新人作家が「逆指名」をすることも可能です。7誌の編集者100名から見てもらえるという点も、これまでなかった試み。

 編集者もプロフィールを公開するなど、多くの斬新なチャレンジを盛り込んだサイトとなっています。

作品のレベルが高いのにびっくり

 投稿サイトというと玉石混交というイメージですが、「DAYS NEO」β版のマンガを実際読んでみると、レベルが高いのにびっくり。

 記者おススメはデビュー済みの作家、なつみんさんの「おつかれ背景さん」。アニメ作品の背景画を描く「背景さん」が主人公の基本1ページのマンガですが、アニメの背景画を描かれている裏方事情がかいま見られるという面白さ、毎回ちゃんとオチがつく面白さの相乗効果で一気に読めてしまいます。

 「MOONALONE」は扉絵の美しさにほれぼれ、「壊れかけの洗濯機」はもっとページのあるものが読んでみたい! などなど、読むだけでも楽しめます。基本的にわかる人だけ読んでくれればいい、という同人誌とは違って、商業誌でプロになることを目指す作家の投稿作なのでマニアでなくても楽しめるのがポイント。

公式タグで作品を探すこともできます

 「この人がスゴい!」と思ったら、お気に入り登録して応援することができます。編集者のコメントにも「いいね」ができるのも面白いところ。なお、お気に入り登録や「いいね」するには、ログインが必要です。

 新しいマンガが読みたい、無料で! という人は、一度チェックしてみることをおススメします。

編集者のプロフィールも公開。プロフィール詳細ページでは、各編集者がどのマンガを担当しているかも見ることができます
[工藤ひろえ]