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ザギトワ選手の秋田犬MASARUちゃんが表紙に! 96年の歴史の「週刊朝日」で初の「犬」が表紙の増大号が本日29日(火)発売~岩合光昭さんが撮る日本犬グラビアもたっぷり

[2018/5/29 19:07]

 朝日新聞出版発行の「週刊朝日」の2018年6月8日増大号(2018年5月29日発売/税込420円)の表紙に、96年の歴史ではじめて犬が登場しています。表紙を飾るのは、日本から、ロシア・フィギュアスケート女子のアリーナ・ザギトワ選手に贈られる秋田犬「MASARU(マサル)」ちゃん。水色のロール紙の前で、あどけない、愛くるしい表情を浮かべています。

 日本の総合週刊誌の中でも最も長い歴史を持つ週刊朝日が、表紙に犬を起用するのは、1922年の創刊以来初めてとのこと。2017年12月29日号で初めて猫を表紙にしたところ完売。その後、読者から編集部に「今度は犬を!」という要望が相次いで届いたそうです。

 MASARUちゃんは、日本時間の5月26日18時過ぎに、モスクワのホテルで秋田犬保存会からザギトワ選手に引き渡されましたが、同誌は5月中旬、都内某所に暮らすその姿を撮り下ろすことに成功。2月15日生まれの秋田犬の女の子は、好奇心が旺盛で、くるんと巻いたふわふわのしっぽを振りながら駆け寄ってきたり、カメラマンの顔をぺろっとなめたりして、撮影関係者を悶えさせたMASARUちゃんは、吠えることもなく、飼い主に従って行儀よくモデルをこなしてくれたとのこと。表紙に加えて、カラーグラビア2ページで、そのかわいさが伝えられています。

 さらに、世界的動物写真家・岩合光昭さんが撮影した日本犬の子犬たちを、カラーグラビア5ページに渡って掲載。野生動物や猫を撮りつづける一方で、国の天然記念物の指定を受けている日本の6犬種を折に触れて撮影している岩合さんは、秋田犬をはじめ、柴犬、北海道犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、それぞれのかわいさや意外と知らない特徴を、生き生きとした写真で収録されています。

 同誌編集長は、「猫ブームが叫ばれるが、犬ファンも熱い。この号も売り切れにご注意ください。犬好きならずとも“お宝”化必至」としています。

[古川 敦]