「幻の名作」が鮮やかな映像で27年ぶりに復活! 日米合作アニメ「ウルトラマンUSA」がBlu-ray化決定、2018年9月26日(水)発売
円谷プロダクションは、アメリカのハンナ・バーベラ・プロダクションと共同製作したアニメーション作品「ウルトラマンUSA」をBlu-ray化し、2018年9月26日(水)に発売します。価格は7,800円(税込)。
「ウルトラマンUSA」は、“アメリカの匂いが漂う<ウルトラマン>”をコンセプトに製作され、1987年10月に全米で放映されました。
米国では、従来のアメコミなどには見られない、正義のヒーローが巨大化変身する、異星人と融合を遂げるなどのパターンが盛り込まれた“従来型のアメコミを超えたニューヒーロー”として話題に。
日本では、1989年4月に「ウルトラマン大会(フェスティバル)」と題して、短編アニメ映像などと共に劇場公開。
のちに1989年9月にVHS、1991年7月にはLDが発売されましたが、これまでDVD化はされていませんでした。
今回の度のBlu-ray化では、通常の日本語版に加え、英語版「ULTRAMAN:THE ADVENTURE BEGINS」本編も初収録。35mmのネガフィルム(原版)をハイビジョン解像度でデジタルデータへ変換して、鮮やかな映像で27年ぶりに蘇ります。
これまでDVD化されていないため、「幻の名作」とも言われていた「ウルトラマンUSA」。デジタル化され、色鮮やかに甦って、Blu-ray盤での発売はファンにはうれしいところです。
6分間の映像特典も予定されており、企画書デジタルギャラリーやウルトラマン大会「ウルトラマンキッズ」幕間映像が収録される見込み。
8ページの解説書も付属します。
「ウルトラマンUSA」あらすじ
M78星雲の中の一惑星・ソーキンが原因不明の爆発を起こした。その惑星種族であるソーキン・モンスターが巨大な隕石となって宇宙に散らばり、その一つが地球に飛来。隕石は大気圏突入とともに四散し、北アメリカ大陸の各地に落下した―。
米空軍・アクロバットチーム“フライング・エンジェルス”のメンバー、スコット・マスターソン大尉、チャック・ギャビン大尉、ベス・オブライエン中尉は、飛行ショー中に起きた事故での不思議なできごとをきっかけに、地球を守るためモンスターを追ってM78星雲からやってきたウルトラマンたち「ウルトラチーム」とそれぞれが一心同体となったことを知る。
重大な使命を受けた3人は、ウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスとなり、「ウルトラフォース」として平和への誓いを新たにし、ソーキン・モンスターとの戦いに挑むのだった。
キャスト・スタッフ(敬称略)
【CAST(声の出演)】
スコット・マスターソン(ウルトラマンスコット):古谷 徹
チャック・ギャビン(ウルトラマンチャック):小川真司
べス・オブライエン(ウルトラウーマン):鶴 ひろみ 他
【STAFF】
製作:円谷 皐
エグゼクティブ・プロデューサー:円谷 皐、ウイリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ
監督:日下部光雄 / 脚本:ジョン・エリック・シーワード
キャラクターデザイン:飯村一夫 / ヒーローデザイン:吉田等
メカニックデザイン:佐藤智彦
モンスターデザイン:雨宮慶太、村山寛貢、杉浦千里
美術監督:古谷彰 / 色彩:若井喜治、小針裕子
作画監督:飯村一夫、鶴山修、工藤柾輝、羽原信義
画コンテ:奥田誠治、長尾粛、日下部光雄、大庭寿太郎
撮影監督:森田俊昭 / 編集:正木直幸
音響監督:松浦典良 / ゴードン・ハント(英語版)
日本語版演出:松川陸 他