ガンダムを語りつくせ! TVアニメ「機動戦士ガンダム」の会話を楽しむコミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」発売~AIはIBM、ロボットはVAIOが担当
バンダイ 新規事業室は、アニメ「機動戦士ガンダム」に関する会話を楽しむためのコミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」を、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約販売すると発表しました。
価格は13万8,000円(税別)で、7月下旬より予約受付を開始予定です。
ひと足早く見たい人、実物を確認したい人は、6月7日(木)~10日(日)に東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2018」のバンダイブースで、「ガンシェルジュ ハロ」の展示と体験会が行われます。ただし、体験会は商談見本市のみとなりますので、一般入場では実機展示を見るだけとなります。
ロボットの名前「ガンシェルジュ」は、“ガンダム”と“コンシェルジュ”の造語。
「ガンシェルジュ」は、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットロボット「ハロ」が“もし現代に存在していたら”をテーマにしたAIコミュニケーションロボットです。
バンダイが企画・販売を行い、日本アイ・ビー・エムがガンダムの内容に特化した会話システムを構築。VAIO株式会社がハロ本体の機構、回路設計と生産を担当します。
シリーズの原点として、ガンダムファンから最も支持されているテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に関する質問や、登場するキャラクターデータ、名セリフなどの会話やクイズを「ハロ」のイメージそのままの音声で楽しむことが可能。
「ハロ」の声は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)」などで、「ハロ」の声を担当している声優の新井里美さん。音声合成により、「ハロ」の声でさまざまな言葉を話します。本体サイズは直径約19cmで、無線LANを使いネットワークに接続することで会話をします。
最大の特徴は、アニメの世界観に特化した楽しい会話を生み出すところ。ユーザーの発言を音声認識してAIで意味と意図を分析し、「ハロ」の声でデータベースから最適な回答を返します。
キャラクターの台詞や忘れられないシーンなど、ガンダムの基本から踏み込んだ内容まで、作品にまつわるさまざまな会話を存分に楽しむことができます。「ガンシェルジュ ハロ」は会話すればするほど、より深い知識の話題を楽しむことができるようになることも特徴となっています。
本体の目と口にはLEDを内蔵し、色や点滅で「ハロ」の状態や表情を演出。また、会話している相手の方向に向きを変えたり前後左右に揺れたりと、テレビアニメと同様の愛らしい動作を再現します。
ガンダムに関する会話機能以外では、Bluetoothスピーカー機能・アラーム機能を搭載。初期設定や、さまざまな設定は専用のスマホアプリから行います。
本体サイズは約19cm、重さは約1.25kg。
なお、「サーバー利用料は初回発売月から12カ月間は無料の予定」とされているので、12カ月経過後はAIを使った会話を提供するサーバー利用の有料化が検討される可能性もありそうです。
「ガンシェルジュ ハロ」の主な仕様
<商品名>
ガンシェルジュ ハロ
<価格>
138,000円・税別(送料・手数料別途)、149,040円・税8%込
※サーバー利用料は初回発売月から12カ月間は無料の予定です。
<予約開始時期>
2018年7月下旬 予約開始予定
<サイズ>
約19cm
<重さ>
約1.25kg
<動作>
前後左右の揺れ、話者方向への旋回
<電池>
内蔵充電池(充電用専用ACアダプター付属)
<通信方法>
無線LAN(会話にて使用)
Bluetooth(スマートフォンでの設定、スピーカー機能で使用)
<その他>
外部スピーカー機能(Bluetooth接続)、アラーム機能
<セット内容>
ハロ本体、クレイドル(充電時用の台座)、専用ACアダプター、専用USBケーブル、取扱説明書