メインキャストが揃って降板を表明したアニメ「二度目の人生を異世界で」制作中止に~アニメ化発表以来、作者の中国・韓国蔑視ツイートから炎上
6月7日(木)、現在18巻まで発行されている人気のライトノベル「二度目の人生を異世界で」の同名アニメが、制作中止となったことがアニメ公式サイトで発表されました。
公式サイトでは、「アニメ化発表以来、一連の事案を重く受け止め、本アニメの放送及び製作の中止をお知らせ致します。みなさま、及び本作品の制作に関わった方々には多大なるご迷惑、ご心配をおかけしました事、心よりお詫び申し上げます。」と製作委員会名でお詫びが掲示されています。
「二度目の人生を異世界で」については、作者の「まいん」さんがTwitterアカウントで中国・韓国を差別するような発言をしていたことがネットで話題となり、6月6日(水)には主役の増田俊樹さんをはじめ、主要キャストがいっせいにTwitterで降板を発表していました。
作者・まいんさんのTwitterはすでに削除済みですが、5月下旬のアニメ化発表をきっかけにまいんさんのTwitterに注目が集まり、中国や韓国に対する差別的な表現が問題視されました。
まいんさんは6月5日(火)にTwitterで、「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言ではありますが、行きすぎた内容であったことを深く反省しており、不快に思われた皆さまのお許しを頂けるとは思っておりませんが、心より謝罪させて頂きたい」など謝罪しましたが、謝罪では済まされなかった形となりました。
なお、降板を発表した声優も、アニメ制作を中止したアニメ公式サイトでも、降板や制作中止の理由は説明されていません。中国のTwitterユーザーのつぶやきと思われるツイートでは、戦争での殺戮に関わって94歳で大往生を遂げ、その経験を生かして異世界の世界でのしあがっていく――という主人公の設定自体に問題があると指摘されています。