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タニタから、体臭や加齢臭、強すぎる香水など、気になるからだの「におい」を10秒でチェックできる「においチェッカー ES-100」登場! 11段階中レベル5を超えたらデオドラントサイン

[2018/6/19 16:32]

 体組成計などでおなじみのタニタは、体臭や加齢臭、強過ぎる香水の香りなど、気になるからだの「におい」をセルフチェックできる、においチェッカー「ES-100」を7月1日(日)に発売します。

 価格はオープンですが、タニタの直販サイト「タニタ オンラインショップ」の予約販売価格は1万3,824円(税込)。

「においチェッカー ES-100」。タニタ オンラインショップの予約価格は1万3,824円(税込)

 においチェッカー「ES-100」は、センサーをからだの気になる部位に当てるだけで、「におい」の強さをレベル0からレベル10までの11段階で測定・表示するエチケットアイテム。

 気になるけれど、自分ではなかなかわからないのが自分の「におい」。制汗・消臭剤をはじめとするデオドラント市場は年々拡大しており、各社からさまざまな商品が発売されています。また、強過ぎる「におい」が周囲に不快感を与える「スメルハラスメント」という言葉も生まれています。

 なかには、体臭を気にしてつけている香水の方がきつい香りになっているような人も。においチェッカーで「見える化」することで、匂いが気になってしまう人も安心して外出できそうです。

気になる部分に約10秒間、センサー部分を近づけるだけ

 タニタによると、からだの「におい」の元となるのは皮膚ガスで、代表的な「におい」として挙げられるのが「加齢臭」、「疲労臭」、「汗臭」とのこと。

 これらの原因となる成分は数百種類あるそうですが、「ES-100」では、汗に含まれる成分を代表的な「におい物質」として選定し、独自のアルゴリズムを用いて各におい成分を推定することで「におい」の強さをレベル表示します。

 半導体ガスセンサーによる検知方式のアルゴリズムには、1999年の発売以来、250万台の販売実績がある「ブレスチェッカー」「アルコールチェッカー」で培ったノウハウを応用しています。また、香水や芳香剤などのにおいも、強過ぎると周囲に影響するため、「ES-110」では、こうした「におい」の強さにも反応するため、あらゆる「におい」のマネジメントに役立てることができるとのこと。

気にしているより、さっと測れば安心できそう

 使い方は簡単で、3ステップで測定可能。

 センサー部分を開くと自動的に電源が入り、首まわりや頭部、脇など、「におい」が気になる部位に約10秒間センサーを近づけるだけで測定が終了します。

 「におい」の強さは0から10までの11段階で判定しますが、レベル5を超えると「においケア」が必要なデオドラントサインとなります。

 本体カラーは「ブラック」1色。大きさは収納時で約幅94mm、高さ52mm、奥行25mmで、質量は約60g(本体のみ)。ポケットに入るコンパクトサイズで、人と会うときや電車に乗る前など、気になったときにすぐに使用できます。

 センサー部分は2,000回(または1年間)の測定が可能で、別売りのセンサーカートリッジに交換することで、継続して使用できます。

 夏場は接客や商談のため、替えシャツを用意するビジネスマンも少なくありません。会社なら、経費でひとつ常備しておくと、シャツ交換の判断がしやすくなりそうです。

 タニタでは、体臭を意識しはじめる40代から50代の男性ビジネスパーソンをメインターゲットとしていますが、お父さんが購入したら、デート前にちょっと借りるなど、家族全員で活用できそうです。

[工藤ひろえ]