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オザケンが20年ぶりに雑誌の表紙に! 「スピリッツ」32号は“フェス特集”~小沢健二の書き下ろしの特別寄稿や、浦沢直樹さんらの「妄想俺フェス」も

[2018/7/2 10:08]

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」32号(7月9日発売号/税込370円)は、「スピリッツ文化特集“この夏、フェスへ!”」と銘打ち、これからのシーズン本番を迎える音楽フェスについて特集。雑誌表紙に登場するのは実に20年ぶりという小沢健二さんが、表紙を飾っています。

 先日行なわれたツアー中に撮影された貴重なライブ写真は、巻頭のピンナップとしても完全掲載(撮影:奥山由之氏)。その裏面に掲載される、書き下ろしの特別寄稿「フェスへ、めんどくささを愛でに。」は必読の名文とのこと。

 また、今や“音楽フェス”は、音楽ファンだけのものじゃない!…ということで、フェス参戦常連の読者のみならず、興味はあるけれどまだ行ったことのないという方も楽しめるという、フェスデビューを応援する記事も多数掲載されています。

 巻頭のグラビアには、NHK朝ドラ「半分、青い。」にも出演中の美少女・古畑星夏さんが登場。「フェスデート・グラビア」と称して、実際に5月に新木場で行われた「METROCK」にて撮影を敢行し、臨場感たっぷりのカットが満載です。

 また、フェスの常連であるエレファントカシマシ 宮本浩次さん、自身主催のフェスで有終の美を飾るチャットモンチー、フェス出身の若手バンド ヤバイTシャツ屋さんにインタビュー。それぞれの視点からフェスならではの楽しさ、魅力について語っています。

 さらに、「妄想俺フェス 夢のタイムテーブル発表!!」では、「もしあなたが自由にフェスのステージをプロデュースできるなら、誰をブッキングするか?」をテーマに、4人の漫画家が一人1ステージ、7組のアーティストを(勝手に)指名。浦沢直樹さん、ジョージ朝倉さん、ねむようこさん、むつき潤さんという、世代も好きな音楽ジャンルもバラバラな4人が繰り広げる妄想ライブレポートが収録されています。

 そのほかに、秀良子さんによるフェスグルメ紹介エッセイや、ムラタコウジさんによる「はじめてのフェス」体験エッセイなどなど、あらゆる角度からフェスの楽しみ方が紹介されています。また、巻頭カラーの漫画は、弱冠25歳の新鋭・むつき潤が描く “新時代の「音楽×恋愛」体験”「バジーノイズ」と、読むだけでフェス会場に行った気分になれること請け合いの1冊となっています。

[古川 敦]