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大友克洋氏がカバー描き下ろし! 伝説のロードレースを完全文章化した「逃げ」が文庫化~「自転車に興味がない人も、ロードレースが大好きになります」と重松清氏

[2018/7/4 17:42]

 直木賞、芥川賞作家を魅了した傑作ノンフィクション「逃げ 2014年全日本選手権ロードレース」(佐藤喬氏著)が2018年7月6日(金)に文庫化されます。カバーイラストはなんと、ロードバイク乗りとしても知られる大友克洋氏。208ページで、価格は570円(税別)。

 「逃げ」は、2014年6月、岩手県八幡平で開かれた自転車競技の全日本選手権を詳細に追ったノンフィクション。この年のレースは、荒天下で200㎞超、5時間41分という壮絶な闘いが繰り広げられましたが、レースを制したのは意外な男……。

 出場選手をつぶさに取材しながら、年に一度、日本一を決定するレースの勝利がいかに難しいか、その勝利がいかに美しいか、を体感できる感動の記録です。気候、レース展開、チームの作戦、選手個人の思惑など、複雑な要素が絡まり、実力通りに順位が決まるわけではないロードレースは、ときに人生にたとえられます。

 重松清氏は「自転車に興味がない人も、絶対にロードレースが大好きになります。僕がその実例です」と推薦し、羽田圭介氏は「自転車競技は基本的に、自転車に特化した体力勝負だと思っていた。それが本書を読んでみて、全然違うものであったと知らされた」と解説しています。

[古川 敦]