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ペットの往診専門サービス「わんにゃん保健室」開設! 東京23区内を中心に、高齢猫の緩和ケアや予防医療の定期サービスも。夜間・深夜の往診にも対応

[2018/7/4 19:09]

 株式会社B-skyは、往診専門獣医療サービス「わんにゃん保健室」を7月1日に開設、東京23区を中心に往診サービスをスタートしました。

 往診料は基本5,000円で、台東区にある「わんにゃん保健室」から離れた区は1,000円または2,000円がプラスされます。夜間も対応しますが、19時から23時までの夜間は10,000円、23時以降の深夜は20,000円が加算されます。

 予約は当日でも可能ですが、当日予約は5,000円プラス。また、東京23区外への往診にも対応しますが、往診費は個別見積もりとなります。

 往診料のほか、初診料や診察料、予防ワクチンなどの医療料がかかります。

 「わんにゃん保健室」はその名の通り、犬・猫を対象としたサービス。犬・猫の寿命が伸び、現在では15歳以上の犬・猫は珍しくなくなりました。人間同様、介護を必要とするペットも出てきています。

 往診サービスはペットの緩和ケアに力を入れていて、高齢期や病末期に飼い主宅で緩和ケアの対応が可能となるとのこと。体調が悪いわんにゃんにとって、慣れないところに移動することや、待合室で他の犬・猫と顔を合わせることが大きなストレスとなることもあります。ペットの状態によって、費用はかかりますが、往診サービスを選択するのもひとつの手かもしれません。

 また、動物病院に足を向けると、わんこが敏感に察知し、断固拒否して座り込むといったこともありがち。大型犬ではひきずっていくのも抱えて行くのも難しく、飼い主さんが予防ワクチン投与のたびに苦労することも。狂犬病ワクチンや混合ワクチンの注射、フィラリア予防薬、ノミ・ダニ予防薬の処方なども往診で受けることができます。

 往診を受けるには、まず電話やメールによる事前予約を行い日時を決定する必要があります。往診は基本的に獣医師が1人で向かいますが、診察内容によっては獣医療スタッフが同行することもあります。

 ペットの性格上、人見知りで隠れてしまう状況が想定されるなど事前に相談したいことがある場合、「わんにゃん保健室」では、往診前に担当獣医師と診察環境に関して相談することを勧めています。

[工藤ひろえ]