ライフ

#タグで願いをシェアする「お守り2.0」!? 小野照崎神社が日本初のアナログとデジタル融合の「#多動力守」「#圧倒的努力守」を明日7日(土)頒布~“願い”をシェアして“誓い”に

[2018/7/6 13:56]

 小野照崎神社(東京都台東区下谷2-13-14)が、2018年7月7日(土)の七夕にあわせ、「お守り2.0」と名付けられた、概念を身につける新しいお守り「#多動力守」「#圧倒的努力守」の頒布を行います。小野照崎神社は、852年に創建し、現在は台東区入谷に鎮座し、平安初期に実在した政治家であり、和歌・漢詩・絵画・書・法律に広く通じたマルチアーティストである小野篁命(おののたかむらのみこと)をご祭神としてお祀りしています。

 お守りの頒布は、7月7日午前10時を予定。なお、当日は、近隣で入谷朝顔市が開かれており、多くの人で賑わうことが予想されますが、お守りは各1,000体を用意しているとのこと(個数制限を行う場合があります)。“想い”は言葉にすることで“願い”に、“願い”は発信することで熱を深め、“誓い”へと変わり、小野照崎神社はこの「お守り2.0」を通じて、真摯な願いを持つ多くの方の心の支えとなり、文化と時代の架け橋となれますよう歩みを進めていくとしています。

 お守りは元々、人々の生活のすぐ近くにあって、心の支え、拠り所となるもの。神棚にお祀りする為のお札が持ち歩きやすいように小さくなり、今のお守りの形状となりました。時代が変わり、インターネットやスマートフォンが当たり前になる中で、小野照崎神社が「現代の私たちの暮らしに寄り添うお守りとはどんなものだろうと考えた時」に、「アナログとデジタルが合体したお守りが頭に浮かんだ」とのこと。

 「お守り2.0」は、健康祈願・合格祈願などのように、幸せな状態を手に入れることを神に祈るのではなく、行動や概念、思想を“身に着ける”ことを祈願する新しいお守りで、身に着けるには、単純に祈願することにとどまらず、自らが勝ち取っていくという強い意志と行動力が必要で、誓願紙に誓いを記し、御神前で誓いを立て加護を願います。また、誓いを個人の胸の内に秘めておくのではなく、SNSで#ハッシュタグをつけて宣言することで、お守りを持つ人が明確な姿勢をもって目標に向かっていただくことをデザインしたとしています。

 概念や思想を身につけるためには、きっかけやゴールへの動機以上に継続をすることが難しいものです。#ハッシュタグをたどることで、同じ価値観や熱量、願いを持つ人が繋がって「緩やかなコミュニティ」が誕生。もはや、お守りは一人で持つものでは無くなり、誓いを明らかにすることで想いを深め、繋がることで自分の行動の背中を押し、加速させてくれる新しいお守りの「お守り2.0」と名付けたとしています。

「#多動力守」(御祭神 小野篁公氏 × 実業家 堀江貴文氏)

 「多動力」とは実業家である堀江貴文氏が提唱した、圧倒的に考え、動き、やり切る熱量であり、同じ熱量を持つ仲間を引き寄せる力を指します。小野照崎神社の御祭神である小野篁公は、和歌に加えて漢詩、絵画においても天才と呼ばれ、法律に優れ、書道にも長け、朝廷の要職も務め、さらには夜は閻魔様の副官として働いたという逸話も多く残る、仕事や学問、習いごと、芸術、芸事などに、関わりが深い超多動の神様であることから、この度「#多動力守」が誕生したとのこと。

「#圧倒的努力守」(名誉棋聖 藤沢秀行氏× 編集者 見城徹氏)

 同社の境内には、「碁は芸である」をモットーに、誰にも真似の出来ない強烈な努力を志した故藤沢秀行名誉棋聖を顕彰した「強烈な努力」と書かれた碑があります。類稀な能書家でもあり、名言や書も多数残されていますが、その無頼を極めた破天荒な生き方から数々の伝説を生んだ人物で、多くの方から愛された昭和を代表する囲碁棋士です。

 その言葉は、“努力は圧倒的なものになって初めて努力と言える。”と「圧倒的努力」の志を掲げ、名を上げた現代の出版界を代表する稀代の編集者見城徹氏の言葉にも通じています。個として突き抜けたいという願いを持つ全ての方の心の支えとなるべく「強烈な」「圧倒的な」努力への志を立て、徹底的に本質を希求し、やり抜く力を育むお守りです。

[古川 敦]