通勤時間、何をして過ごす? ビジネスパーソン1,000名に聞いた「通勤電車の過ごし方に関する実態調査」発表~有効に使えている人は3割強、トップはニュース閲覧
株式会社オンラインスクールは「通勤電車の過ごし方」に関する実態調査を実施、結果を発表しました。調査対象は1都3県在住の通勤に電車を利用しているビジネスパーソン男女1,000名。
通勤電車内での時間を有効に使っている人は34.4%
調査で通勤電車内での時間を有効に使えているかを聞いたところ、「とても有効に使えていると思う」は8.5%、「どちらかというと有効に使えていると思う」は25.9%で、合わせて34.4%のビジネスパーソンが通勤電車内での時間を有効に使っているという結果に。
一方で、「全く有効に使えてないと思う」は8.9%、「どちらかというと有効に使えていないと思う」は20.5%で、29.4%のビジネスパーソンは通勤電車内の時間を有効に使えていないことがわかりました。
年代別に見てみると、「とても有効に使えていると思う」「どちらかというと有効に使えていると思う」と回答した人は20代が44.0%、30代が36.5%、40代が30.0%、50代が29.0%、60代以上が32.5%。
通勤電車内での時間を有効に使えていると感じているのは、デジタル・ネイティブ世代の20代で最も多くなっています。
有効に使えている理由のトップは「ニュースなど情報を得られるから」
通勤電車内での時間を有効に使えていると回答した人344人を対象に理由を聞いたところ、「日々のニュースなど様々な情報を取得できるから」を上げた人が、54,1%と半数を超え、最多となりました。
次いで、「読書や音楽など自分の趣味に時間が使えるから」40.4%、「ビジネスや経済情報など仕事に関連した情報を取得できるから」34.9%が多く上げられました。
通勤電車内での時間を「有効利用できている」と回答したビジネスパーソンは、通勤時間を情報収集や趣味などに有効活用しているようです。
座れたら「仮眠、休憩」、座れなかったら「ニュースサイトの閲覧」がトップ
通勤電車で座れた場合と、座れなかった場合で過ごし方に違いが出るのでしょうか。
立っている時と座った時の過ごし方をそれぞれ聞いたところ、立っている時の第1位は「ニュースサイトの閲覧」32.4%、第2位は「特に何もしない」24.7%、第3位は「音楽やラジオを聴く」22.3%となりました。
一方、座っている時の第1位は「仮眠、休憩」37.9%、第2位は「ニュースサイトの閲覧」36,7%、第3位は「読書(紙の書籍)」26,7%となりました。
座れた場合には、仮眠や休憩など、体力温存や回復に努めるビジネスパーソンが最も多くなっています。