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炎上を焚き上げて延焼を防ぐ! 国上寺が日本初の“炎上供養専用”サイトをオープン~炎上を募集して「柴燈大護摩火渡り大祭」“炎上供養”

[2018/10/3 20:38]

 国上寺(新潟県燕市)が、デジタル社会における“炎上”を供養することを目的に、日本初の「炎上供養専用サイト」を、2018年10月2日(火)にオープンしました。

日本初の「炎上供養専用サイト

 「謙信、義経、弁慶、良寛、酒呑童子が訪れた越後最古の古刹が世の中を憂い、無料であなたの炎上発言を供養する」とのこと。また、10月7日(日)に開催される「柴燈大護摩火渡り大祭」で、今年炎上した事・投稿を柴燈大護摩の火に入れ焚き上げ供養する“炎上供養”が執り行なわれ、企業・個人から供養する炎上事・投稿を募集しています。

 なお、サイトにアップロードできるのは10MBまでで、動画などそれ以上の容量のファイルについていは「ファイル便などの外部サービスを利用し、そのURLをアップロードしてください」とのこと。また、「炎上内容を投稿をした本人以外の者によって投稿されたもの」、「炎上供養の趣旨にあわないと判断したもの」、「その他事務局が供養に不適切と判断するもの」につていは、投稿を無効とし、供養を執り行なわない場合があるとしています。

日本初の「炎上供養専用サイト

 新潟県燕市国上に位置する国上寺は、元明天皇和銅2年(709年)に越後一の宮弥彦大神の託宣により建立された、越後最古の古刹。格式としては、孝謙天皇より御宇にて正一位を賜り、北海鎮護仏法最初の霊場として信心のより所とされてきたとのこと。平成21年には開山1300年を迎え、良寛上人をはじめ上杉謙信公、源義経・弁慶、泰澄大士、聖徳太子、万元上人など様々な御縁のもと歴史を重ねています。

 新たに開設される「炎上供養専用サイト」は、昨今のデジタル社会におけるネット上の「炎上」は、現代型の災難であるという考えのもと、きちんと供養することで今後のネット上での無病息災を願うというもの。サイトでは、炎上してしまった出来事、炎上してしまった投稿など、個人間の小さな炎上から社会的に問題になってしまった炎上まで広く募集。炎上した火が広がらないように、今後炎上しないように国上寺の住職が、全力で供養するとしています。

 「柴燈大護摩火渡り大祭」では、来場者の目の前で炎上供養を執り行ないい、応募された全ての炎上ごとは、内容を撫木(なでぎ)に書き込み、柴燈大護摩の火に入れ焚き上げることで供養。国上寺では、「日本初の“炎上供養”にぜひご投稿・ご来場ください」と呼びかけています。

 柴燈大護摩は、修験道で野外において修される伝統的な護摩法要のことで、真言宗を開いた空海の孫弟子に当たる聖宝理源大 師が初めて行なったといわれています。柴燈護摩に「柴」の字が当てられているのは、山中修行で正式な密具の荘厳もままならず、柴や薪で檀を築いたことによります。なお、国上寺では、参拝者も火渡りに参加できます。

[古川 敦]