マンガ好きなら、一度は魔夜峰央さんの美しい原画を拝むべき! 「デビュー45周年&『パタリロ!』100巻達成記念 魔夜峰央原画展」10/12(金)明治大学でスタート、入場無料
明治大学の米沢嘉博記念図書館で、10月12日(金)から、「デビュー45周年&『パタリロ!』100巻達成記念 魔夜峰央原画展」が開催されます。
原画展は入場無料で、期間は2019年2月11日(月・祝)まで。
原画展では、魔夜峰央さんのデビュー45周年と、今年11月20日の「パタリロ!」100巻刊行を記念して、「パタリロ!」のトビラ絵をはじめ、数ある魔夜峰央作品にスポットをあてます。
全期を通じて「『パタリロ!』トビラ絵特集」を展示原画を入れ替えて開催。2階閲覧室では、掲載誌・単行本の書籍等を並べた関連書籍コーナーが開設されます。
また、会期は以下の4期に分けられ、各期のテーマに沿った美しい原画が鑑賞できます。
<第1期:ラシャーヌ!特集 ギャグへの華麗なる転身>
2018年10月12日(金) - 11月5日(月)
<第2期:短編怪奇マンガ特集 魔夜作品に通底する怪奇のルーツを紹介>
11月9日(金) - 12月3日(月)
<第3期:美少年美青年特集 耽美な美少年・美青年たちを原画で鑑賞>
12月7日(金) - 2019年1月14日(月・祝)
<第4期:ミーちゃん特集 魔夜峰央(通称・ミーちゃん)の冒険>
2019年1月18日(金) - 2月11日(月・祝)
プロの漫画家でも、ホワイト修正がたくさんある一方で線に生きた勢いがある作家さん、ホワイトはあまり使わず直したい時は一から描き直してしまう作家さんなどさまざま。生原稿を見ると、作家さんによってこんなに違いがあるのかと驚かされます。
記者は魔夜峰央さんの生原稿をン十年前に某マンガ教室で拝見する機会があったのですが、描線に試行錯誤の跡が無く、凝った集中線などの背景を多用するため黒っぽいのにすべて手描き、ホワイトを使わない、真っ黒で美しいベタなど、一度見たら忘れられないほど美しい生原稿なので、マンガ好きな人は必見です。
「デビュー45周年&『パタリロ!』100巻達成記念 魔夜峰央原画展」
<展示期間>
2018年10月12日(金)~2019年2月11日(月・祝)
月・金 14:00~20:00
火・水・木 休館
土・日・祝 12:00~18:00
※2018年12月25日~2019年1月10日は休館。
※火・水・木曜日が祝日の場合は開館
<会場>
明治大学 米沢嘉博記念図書館 1階企画展示コーナー
関連イベント(敬称略)
1)マンガ家としてのミーちゃん
出演:魔夜峰央(マンガ家) 聞き手:野田謙介(マンガ研究者・翻訳家)
日時:2018年10月21日(日)16:00-17:30
場所:明治大学リバティタワー 9階1093教室 料金:無料
内容:魔夜峰央先生(通称・ミーちゃん)の45年にわたるマンガ家生活についてお話しいただきます。
参加方法:開催当日12:00~15:30に米沢嘉博記念図書館1階にて、整理券を配布。整理券がない人は立ち見となります。
2)家族としてのミーちゃん
出演:山田芳実(バレエダンサー/魔夜峰央夫人)、山田マリエ(マンガ家/魔夜峰央の娘)、山田眞央(バレエダンサー/魔夜峰央の息子)(予定)
聞き手:ヤマダトモコ(米沢嘉博記念図書館スタッフ)
日時:2019年1月20日(日)16:00-17:30
場所:米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
料金:無料 ※会員登録料金(1日会員300円~)が別途必要
内容:魔夜峰央先生(通称・ミーちゃん)の夫・父としての側面をご家族からお話しいただきます。
参加方法:11月15日に、明治大学米沢嘉博記念図書館のサイトで公開予定