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「職場にこんな社員がいたら嫌だ」の1位は「無茶振りをする上司」! 心身の疲労を感じるビジネスパーソンは7割超、ストレス解消は「ぐっすり眠る」がトップ~メディケア生命調べ

[2018/10/12 11:48]

 メディケア生命保険は、「ビジネスパーソンの疲れとストレスに関する調査2018」を実施、結果を発表しました。

 調査対象は、一都三県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)および二府二県(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)在住の20歳~59歳のビジネスパーソン(男女)1,000名(男性500名/女性500名)。

 調査では、心身の疲労を感じるビジネスパーソンは7割を超えることが判明。その疲労やストレスの原因はというと、「給料が少ない」がトップ。次いで人間関係を上げる人が多くなっています。

 ストレス解消法は、「ぐっすり眠る」「美味しいものを食べる」「旅行する」がトップ3となりました。


ビジネスパーソンの7割超が「心身の疲労を感じる」

 全回答者1,000名に、最近、心身の疲労を感じるか聞いたところ、「そう思う」は71.5%、「そう思わない」は28.5%。疲れているビジネスパーソンが7割超もいることになります。

 居住地別にみると、「そう思う」は関東69.9%、関西74.0%と、疲れを感じている人の割合は関東より関西のほうが高い傾向がみられ、都府県別にみると、最も割合が高かったのは大阪府で76.8%に上りました。

最近、心身の疲労を感じるか


疲れやストレスを感じる原因は「給料が少ない」「人間関係」「仕事量が多い」

 では、疲れやストレスの原因は何なのでしょうか。

 全回答者1,000名に、仕事で、疲れやストレスを感じる原因は何か聞いたところ、1位は「給料が少ない」34.3%、2位は「人間関係の悩み」26.7%、3位は「業務量が多い」22.5%、4位は「仕事がつまらない」18.6%、5位は「仕事にプレッシャーを感じる」16.6%となりました。

 給与額に関する不満のほか、わずらわしい人間関係や、膨大な業務による忙しさで、疲れやストレスが溜まってしまっているようです。

給料が少ない、人間関係、仕事が多い、休みが少ない…7割超が心身ともに疲れる理由


こんな社員がいたら嫌だ!

 人間関係に悩んでいるビジネスパーソンは26.7%と、4人に1人以上。

 調査では、全回答者1,000名に、「職場にこんな社員がいたら嫌だ」と感じるのは、どのような人か聞いています。

 1位は「無茶振りをする上司(無理な指示をする)」45.5%、2位は「気まぐれな上司(指示がコロコロ変わる)」42.7%、3位は「パワハラ上司(高圧的に脅してくる)」42.4%で、トップ3が上司となっています。

 4位は「仕事を覚えようとしない部下」38.2%、5位は「注意すると逆切れする部下」33.4%となり、部下もストレスの原因に。

 対応に困るような無茶振りをしてくる上司や、向上心が感じられない部下とは、一緒に働きたくないというビジネスパーソンが多いようです。

 また、「時間にルーズな同僚」33.0%や「仕事を押し付ける同僚」32.5%も上位に挙がっていて、一緒に働く人の都合を顧みない同僚はゴメンだと思っている人が少なくないことがわかりました。

 男女別にみると、女性では「パワハラ上司(高圧的に脅してくる)」49.2%が最も高くなりました。立場を利用して脅してくる上司に嫌悪感を持つビジネスウーマンが多いようです。

職場にこんな社員がいたら嫌だ!の結果。全体に男性より女性の方が高く、仕事仲間への目は女性の方が厳しいのかも?


ストレス解消法、1位は「ぐっすり眠る」

 ビジネスパーソンは、日々溜まるストレスをどのように解消しているのでしょうか。

 全回答者1,000名に、ストレスを解消するためにふだんしていることを聞いたところ、1位「ぐっすり眠る」31.9%、2位「美味しいものを食べる」28.1%、3位「旅行する」23.5%、4位「ショッピングをする」「お酒を飲む」(ともに22.5%)となりました。

 しっかり睡眠をとったり、美味しいものを食べることで、心身を癒している人が多いようです。

 世代別にみると、20代では「音楽を聞く」25.2%や「カラオケに行く」18.4%が、50代では「お酒を飲む」28.8%が、他の世代と比べて高くなりました。

ビジネスパーソンのストレス解消法
[工藤ひろえ]