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銀座4丁目に大人のハロウィーンが登場! モノクロのハロウィーンが銀座の夜を照らす「銀座 三愛ドリームセンター プロジェクションシステム」投影スタート

[2018/10/22 18:00]

 株式会社リコーは、銀座4丁目交差点に面したビル・三愛ドリームセンターで、リコー製超短焦点プロジェクター80台を活用したプロジェクションマッピングによる新作投影を実施します。
 今回は、「ハロウィーン」をテーマにした作品を投影。光り輝く銀座に、ハロウィーンを連想させるカボチャやコウモリなどが登場します。

 期間はハロウィン当日となる10月31日(水)まで。各日、19時から23時30分まで、1回7分程度で30分ごとに投影します。

 リコーでは、2017年12月からプロジェクションマッピングの投影を開始。スクリーンとなる三愛ドリームセンターは、1963年1月に開業。晴海通りをはさんで向かい側に立つ和光ビルとともに、銀座のランドマークになっています。

 今回のプロジェクションマッピングは、全面ガラス張りという象徴的なシリンダー型の三愛ドリームセンターの窓ガラスを利用して実施。

 プロジェクションマッピング作品は、世界的に活躍するデジタル映像アーティスト集団のnWOWが制作を担当しています。

 映像の冒頭シーンでは、円柱形で壁面が窓という、独特な三愛ドリームセンターの建築構造を活かして、ビルの中の階段を駆け上がる日常の様子から作品が始まります。

 じょじょにカボチャやコウモリが登場し、大人の街・銀座でハロウィンの世界観を楽しむことができます。

 伝統と調和した銀座の美しい街並みをより幻想的な世界にするために、あえて、モノクロで大人っぽい雰囲気の演出にしているとのこと。

 期間中に、夜の銀座を通ることがあれば、三愛ドリームセンターの壁面に投影されるプロジェクションマッピングをお見逃しなく。


リコーの大規模マルチスクリーンプロジェクションシステムを使用

 プロジェクションマッピングには、11.7cmの超至近距離から48型の投影が可能な、リコー製の超短焦点プロジェクター80台が使用されています。

 超近距離からの投影が可能なリコープロジェクターだからこそ、従来では設置が難しかったスペースにも設置が可能となり、ビルの内側からガラス面に投影する巨大なプロジェクションマッピングが実現したとのこと。

40窓の1面1面を上下から2台のプロジェクターで投影

 大規模な装置が必要になることの多いプロジェクションマッピングですが、三愛ドリームセンターでは、投影の制御と、各窓に投影するために映像コンテンツを分割することの両方を、たった1台のPCで行っています。

各階に配置された80台のリコー製プロジェクターを同期させたプロジェクションシステム

 80台に上るプロジェクターの同期や円筒形ビルの形状に沿った曲面への投影、複数台のプロジェクターからの出力画像の連結を行う技術、遠隔監視など、リコーの技術が活用されています。

 技術面にも注目して、プロジェクションマッピングを鑑賞するとより楽しめるかもしれません。

[工藤ひろえ]