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山田孝之さんが村西とおる監督に! Netflixが“AVの帝王”の半生を映像化した「全裸監督」制作決定~前科7犯。借金50億円。米国司法当局から懲役370年求刑

[2018/10/27 19:20]

 定額動画配信サービスのNetflixが、新たなNetflixオリジナルシリーズとして、“AVの帝王”と呼ばれたAV監督・村西とおる氏の半生を描いた「全裸監督」の制作を決定。2019年Netflixで全世界配信予定です。


 「全裸監督」は、1980年代のバブル時代に “AVの帝王”と呼ばれた村西とおるを中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースにしながらユーモアたっぶりに深く描き出した一大エンタテインメント作品。主人公の村西とおる氏を演じるのは実力派俳優・山田孝之さん。オタク、闇金業者、勇者など、ありとあらゆるキャラクターを演じてきた山田さんは、本作では前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑された村西監督を演じます。

 そして、総監督には「百円の恋」(2016年)、「嘘八百」(2018年)の武正晴氏。本橋信宏によるノンフィクション「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)を原作に、凄まじいまでのバイタリティーで一世を風靡した伝説の男の軌跡を映し出します。

 山田さんは本作への挑戦について「これまで何度も『山田さん、監督はなさらないんですか?』と聞かれてきた。僕の答えは毎回決まって『撮りたいと思うものがあったら撮りますよ』と答えてきた。そして、ようやくナイスな答えを見つけました。山田孝之AV監督になります。AVの帝王になります。質問は受け付けません。」と、村西とおる本人のキメ台詞を織り込みつつコメントしています。

 また武総監督は「現在の日本を代表する俳優陣とスタッフ達と共に、狂乱の時代を駆け巡ったエロゴト師達の人間讃歌を世界に発信する挑戦は価値ある誇るべき仕事だと考えている」と意気込みを語っています。

 またNetflixコンテンツディレクター:ジョン・ダーデリアン氏は「Netflixでは、大胆なストーリーを最高のスタッフとキャストで映像化し、世界中の観客にお届けするために世界各国で制作が行なわれています。自由と成功を追う村西とおるの葛藤と波乱万丈な人生のドラマは、日本のみならず全世界の観客に響くことでしょう。日本の歴史の中でも比類なくダイナミックだった時代を描き、社会と個人における、今こそ語るべきテーマを探求する作品となります」と意気込みを語っています。

山田孝之さんのコメント

山田孝之さん

 俳優として約20年生き、プロデューサーとして映像を作り、これまで何度も「山田さん、監督はなさらないんですか?」と聞かれてきた。僕の答えは毎回決まって「撮りたいと思うものがあったら撮りますよ」と答えてきた。そして、ようやくナイスな答えを見つけました。山田孝之AV監督になります。AVの帝王になります。質問は受け付けません。さようなら。ビューティフォー。アメイジング。アイムエンペラー。

武正晴総監督のコメント

 Netflixが村西とおると、その軍団達が駆け抜けた1980年代を描くという。危うい悪魔的な作劇の企てに魅力を感じた。僕自身の人生を振り返って、最も刺激的で、最も恥ずべく、楽しい、誤った日々が次々と蘇ってくる。

 現在の日本を代表する俳優陣とスタッフ達と共に、狂乱の時代を駆け巡ったエロゴト師達の人間讃歌を世界に発信する挑戦は価値ある誇るべき仕事だと考えている。エロが人間の生きる活力源で、最も重要なエレメントと考えている。この考えに異を唱えるものから一歩も引くつもりはない所存だ。

Netflixコンテンツディレクター:ジョン・ダーデリアン氏のコメント

 Netflixでは、大胆なストーリーを最高のスタッフとキャストで映像化し、世界中の観客にお届けするために世界各国で制作が行われています。自由と成功を追う村西とおるの葛藤と波乱万丈な人生のドラマは、日本のみならず全世界の観客に響くことでしょう。日本の歴史の中でも比類なくダイナミックだった時代を描き、社会と個人における、今こそ語るべきテーマを探求する作品となります。

[古川 敦]