あなたの家にもきっとある! 1年以上使っていない、ご家庭に眠る“かくれ資産”は単身世帯で28万円も! 平成最後の大掃除シーズンを前に、全国2,536名に大調査
みんなのかくれ資産調査委員会は、株式会社ニッセイ基礎研究所の監修のもと、日本の一般家庭に眠る不要品の総量に関する調査を実施しました。
ここでいう“不要品”は、1年以上調査していない物品。調査は、全国の10代〜60代の男女2,536名を対象に行われました。
調査でわかった不要品の数と、フリマアプリ「メルカリ」での平均売買価格から、家に眠っている不要品の価値を算出したところ、単身世帯でも28万1,225円に上ることがわかりました。
日本全体では、37兆177万円にも上る膨大な金額になります。
厚生労働省による2017年度の平均月収は税込31万7,844円。手取りでは税金などが引かれて2割ほど減るので、かくれ資産は1カ月働いた手取りより多いことになります。
かくれ資産を世帯構成別にみると、単身世帯で28万1,225円、成人2人世帯では62万7,626円、成人2人+こども世帯では59万7,962円。
成人3人世帯では96万7,618円、成人4人以上の世帯では100万841円と、大人3人以上の家では100万前後の“かくれ資産”があることになります。
個人のかくれ資産を金額に直し、物品の種類別に構成比を見ると、最も多いのは「服飾雑貨」。41.7%と約4割を占めています。
次いで多いのは「書籍・CD・ゲーム類」で、21.7%。3番目が「家具・家電・雑貨」で18.2%。
男女別に見ると、女性は「服飾雑貨」が多く、男性の約2倍。逆に男性は「書籍・CD・ゲーム」の隠れ資産が多く、女性の約2倍相当額となっています。
最近では、イベントが立て込む年末ではなく、その前に大掃除を順次していく家庭が増えているという話もあります。
今年は平成最後の大掃除。
とくに思い入れがあるわけではないけれど、収納スペースの奥にしまいこんだままの“お宝”がどこのご家庭にもきっとあるはず。
思い切ってフリマアプリなどで処分したら、家はすっきり、貯金も増えるかもしれません。