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フラッシュが光る! シャッター音が鳴る! ミラーレスカメラ「EOS Kiss M」のミニチュアがカプセルトイに登場~キヤノン監修協力。1/2.5(40%)スケールに精密縮小

[2018/12/19 15:59]

 タカラトミーアーツが、キヤノンが協力したガチャ(カプセル玩具)商品「Canon EOS Kiss M フラッシュ&サウンド ミニコレクション」を2018年12月下旬に発売します。価格は1回300円(税込)。

「Canon EOS Kiss M フラッシュ&サウンド ミニコレクション」全4種

 「Canon EOS Kiss M フラッシュ&サウンド ミニコレクション」は、2018年3月に発売されたミラーレスカメラ「EOS Kiss M」と交換レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」を、キヤノンの協力のもと、レンズ交換はもちろん、カメラのダイヤルスイッチやレンズのアヤメローレットなどの細部にこだわり、1/2.5(40%)スケールに精密縮小したミニチュアカメラとなっています。

「EOS Kiss M」は、キヤノンのエントリークラスの一眼レフカメラのブランド「EOS Kiss」を製品名に初めて冠したミラーレスカメラ

 今回、発売されるミニチュアは、フラッシュが光る機種、シャッター音が鳴る機種、アクセサリーシューに装着できる機種2種の4種が登場。材質はABSで、サイズは本体幅約50mm。キヤノンは、往年の名作カメラをミニチュア化した「日本立体カメラ名鑑 Canonミニチュアコレクション」(第一弾:2013年1月発売、第二弾:2018年3月発売)に引き続き、監修協力を行なったとしています。

フラッシュが光る機種
アクセサリーシューに装着できる機種

【ラインアップ全4種】
「Canon EOS Kiss M (ホワイト)フラッシュライト + EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」
「Canon EOS Kiss M (ブラック)シャッターサウンド + EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」
「Canon EOS Kiss M (ホワイト)アクセサリー + EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」
「Canon EOS Kiss M (ブラック)アクセサリー + EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」

タカラトミーアーツの企画担当 能代充範氏が語るキヤノン製品ミニチュア化の背景

――なぜ、キヤノンのカメラをミニチュア化?

能代氏:カメラ好きの方が多くいる中、最近はSNSなどの写真撮影でカメラに興味を持つ方も増えており、キヤノンのカメラのミニチュア商品があれば、コレクション性が高いと思いました。また、子どもの頃に「豆カメラ」と呼ばれていた小さなカメラを楽しんでいたこともカメラをミニチュア化するきっかけの一つです。

――これまでの往年の名機ではなく、現行機種となった企画の背景は?

能代氏:今回の商品は、LEDでのフラッシュ点灯とICサウンドでのシャッター音を鳴らすことを前提に企画を進行しました。飾ってコレクションを楽しむだけではなく、カメラの実機に取り付けて遊ぶこともできるため、現行機種の方がより多くの方に楽しんでもらえるのではないかと考えました。

試作中のミニチュア「EOS Kiss M」 EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM装着時

――今回、「EOS Kiss M」を選んだ理由は?

能代氏:商品企画のスタート時に、「EOS Kiss M」の発表がありました。EOS Kissシリーズ初のミラーレスカメラという話題性に加え、ホワイトとブラックというボディーのカラーバリエーションもあり、「これだ!」と思いました。すぐにキヤノンに相談して、「EOS Kiss M」の商品化を決めました。

――カメラをミニチュア化する際に苦労された点は?

能代氏:LED点灯とICサウンドを鳴らすため、ミニチュア本体の中に電池、基盤、ブザースピーカーなどを内蔵する必要があるのですが、いかに外観のスケールを崩さずに再現できるかがカギとなります。往年の名機シリーズは1/3スケールでしたが、これを若干大きい1/2.5(40%)スケールにすることで、ミニチュアサイズで実機の外観をほぼ再現することができました。

試作中のミニチュア「EOS Kiss M」 EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM装着時

――最後に、カメラファンに向けて「ミニチュアカメラ」のこだわりは?

能代氏:「EOS Kiss M」はカメラとして小さいため、実機とミニチュアが比較されやすく、可能な限り、実機を再現するように心がけました。お客さまが、ガチャガチャと回してカプセルを開け、「!!」と何か感じてもらえるような「ガチャ商品」になれば良いですね。

[古川 敦]