串カツ田中FC店で盗撮が発覚 スタッフルームに監視カメラを従業員に通知せず設置~「怪しいブログに横浜の店舗が挙げられている」との問い合わせで発覚
串カツ田中ホールディングスが21日、フランチャイズ加盟店である株式会社H&A(代表取締役:桑田晶、所在地:神奈川県横浜市南区)の運営する「串カツ田中 新横浜店」「串カツ田中 希望ヶ丘店」「串カツ田中 上大岡店」「串カツ田中 菊名店」で盗撮問題が発生したと発表しました。
H&Aは過去、他に経営する飲食店でスタッフルームでの金品の盗難被害の経験から、串カツ田中の当該店舗でも盗難防止目的のため、スタッフルームに監視カメラを設置していたとしていますが、串カツ田中ホールディングスはその事実を把握していなかったとのこと。監視カメラの映像を閲覧できるのはH&A代表取締役桑田氏、H&A取締役林氏、カメラ設置業者だったとしています。
また、H&Aは監視カメラの設置に関して従業員への通知はしておらず、串カツ田中ホールディングスとしては、たとえ盗難防止のためといえども、従業員への通知がなかったいうことであれば盗撮にあたると判断し、H&Aに対して2018年12月22日(土)より当該4店舗の営業を停止し、フランチャイズ契約を合意解約するとしています。当該店舗については、2018年12月15日(土)より該当の監視カメラを撤去したとしています。
今後は、他の全店舗においても同様の事案がないかの事実確認を徹底的に進め、進展があり次第速やかに報告するとしています。
今回の盗撮問題は、2018年12月14日(金)15:42に、串カツ田中のお客様相談室にホームページの問い合わせフォームから「怪しいブログに横浜の店舗が挙げられている」との連絡があり、事実確認を開始。同日夜に、当該店舗のスタッフルームに監視カメラが設置されていることを確認。同日中にH&Aにカメラ撤去依頼を要請し、12月15日(土)に該当するカメラを撤去。
12月15日(土)、16日(日)にカメラ設置業者の担当者に連絡をするが連絡がとれず、12月15日(土)~19日(水)はH&Aから聞き取りを継続し、12月20日(木)に、たとえ盗難防止のためといえども、従業員に通知をせず監視カメラを稼働させていた事実は盗撮にあたると判断し、12月21日(金)にH&Aと解約合意書を締結したとしています。
串カツ田中ホールディングスでは、「当該行為は盗撮にあたる可能性が非常に高く、許しがたい行為であると判断している」として、「当該店舗の従業員の皆様には多大なる精神的苦痛とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。並びに当該店舗を日頃よりご利用いただいておりますお客様、全国の串カツ田中のお客様と今後串カツ田中を利用したいと思っている皆さま、取引先や株主様を含む当社に関係するすべての皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪しています。