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新天皇祝賀式典のお車は「センチュリー」のオープンカーに決定 式典では三浦大知さんと鮫島有美子さんが記念演奏~御作詞(琉歌) 天皇陛下、御作曲 皇后陛下

[2019/1/17 16:24]

 2019年1月17日(木)10時から、「第3回 天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」が開催され、「天皇陛下御在位三十年記念式典」の細目が決定しました。

 「祝賀御列の儀」の天皇皇后両陛下のお車については、トヨタ自動車の「センチュリー」(税込19,600,000円
~)に決定し、現行の市販車をオープン・カーに改造して使用するとのこと。

 選定のあたっては、「国内で入手可能」、「車列を組む他の車両より車格が高く、サイズが大きい」、「後部座席に一定の広さを確保可能」、「安全性能(衝突安全、自動ブレーキ等)が高い」、「環境性能(燃費、排出ガス浄化性能等)が高い」が条件。

 さらに、儀式の趣旨などを踏まえた考慮する点として「後部座席にご乗車になる天皇皇后両陛下のお姿が沿道等から見えやすいこと」、「環境物品等の調達に関して内閣府本府が定める方針(平成30年度)に合致すること」、「車体強度の確認、試験走行等を十分に行った上で、儀式までに余裕をもった期日までに確実に納車される見込みがあること」、「用途に支障をきたすことのないよう良好な整備・保守サービスを継続的に受けることのできる体制が整えられていること」、「儀式終了後の有効活用や日常の保守管理が容易であること」が挙げられています。

 事務局で検討した結果、要件などを全て満たす車両はトヨタ自動車の「センチュリー」のみであったとしています。

 また、「天皇陛下御在位三十年記念式典」では、三浦大知さんが「歌声の響:御作詞(琉歌) 天皇陛下、御作曲 皇后陛下」、鮫島有美子さんが「おもひ子:御作曲 皇后陛下、詩 宮崎湖処子」を記念演奏を行なうことも発表されています。

 なお、内閣総理大臣夫妻主催晩餐会場については、「ホテルニューオータニ」に決定しています。

三浦大知さんのコメント

 天皇陛下御在位三十年を記念して行われる式典の中で天皇皇后両陛下が作詞作曲された「歌声の響」を歌わせていただく事になりました。選んでいただいた事、両陛下の想いから生まれたとても大切な一曲を歌わせていただける事、本当に光栄です。

 天皇陛下御在位三十年のお祝いの心と感謝をもって、この楽曲に込められた素晴らしさやメッセージが聴いてくださった皆様に届くよう全身全霊で歌わせていただきます。


[古川 敦]