子供に100円で食事を提供　「ファミマこども食堂」を3月から全国で展開～店舗スペースを活用し「みんなとお食事」と「体験イベント」提供

　ファミリーマートが1日、地域交流と未来を担うこどもたちを応援する取り組みの一環として、「ファミマこども食堂」の取り組み2019年3月に開始すると発表しました。

　「ファミマこども食堂」は、ファミリーマートの店舗スペースを活用し、近隣のこどもや保護者を対象に食事を楽しむ取り組み。具体的には、店舗近隣のこどもとその保護者(小学生以上は保護者の同意があれば1人でも参加可能)を対象に、こども(小学生以下)100円、保護者(中学生以上)400円の参加料金で、「オリエンテーション」、「みんなとお食事(約40分)」、「体験イベント(約20分)」が提供されます。参加人数は約10名/回。

　さらに、ファミリーマート店舗のバックヤード探検やレジ打ちなどの体験イベントを通じて、ファミリーマートに関する理解を深めてもらう取り組みも、あわせて実施されます。

　ファミリーマートでは2018年度に東京都、神奈川県、埼玉県の5店舗で「ファミマこども食堂」をトライアル開催。このトライアルを通じて、「皆と仲良く話せて良かった」「学年を超えた交流を楽しめた」(参加者アンケートより)といった反響があり、開催地域を全国に拡大することを決定したとしています。

　同社では、「全国のファミリーマートの店舗を活用し、『ファミマこども食堂』に取り組むことで、地域のこどもたちや近隣住民が、ともに食卓を囲みコミュニケーションできる機会を提供。地域の活性化につなげていく」としています。