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「令和 慶祝カラー」は梅菫桜 日本流行色協会が令和の時代を迎える慶びをこめた3色を選定

[2019/4/4 18:05]

 一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が2日、新元号「令和」の時代を迎える慶びをこめ、「令和 慶祝カラー」を「梅(うめ)」、「菫(すみれ)」、「桜(さくら)」と発表しました。

 同協会では、「令和 慶祝カラー」の主旨について、「4月1日に新元号『令和』が発表され、5月1日より新しい天皇陛下が誕生します。新しい『令和』の時代を迎える国民の慶びを込めた」と説明。「梅」「菫」「桜」は、春の訪れを知らせる日本の代表的な花にちなんで選定。どの花の色も、身近にあり暮らしの中に溶け込んでいる色で、自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫続くよう、願いを込めて選んだとしています。

【令和 慶祝カラー】
「梅(うめ)」
  系統色名:モデレート・パープリッシュ・ピンク/マンセル値 3.4RP7.4/6.8

「菫(すみれ)」
  系統色名:ダーク・パープル/マンセル値 7.1P2.9/3

「桜(さくら)」
  系統色名:ペール・パープリッシュ・ピンク/マンセル値 2.8RP8.8/2.7

 JAFCAは、1959年(昭和34年)の今上天皇御成婚の折り、国民の慶びの気持ちと、慶祝の意を表徴し「皇太子殿下御成婚慶祝カラー」を発表。その色は当時の服飾におけるファッションカラーとしてのみならず、国民のさまざまな生活場面において慶祝の意を込めて活用されたとのこと。また、1993年(平成5年)現皇太子殿下御成婚の折りも、お二人のご幸福を祈念し「皇太子殿下 雅子さま慶祝カラー」を発表しています。

1959年にJAFCAが発表した「皇太子殿下御成婚慶祝カラー」。中央の7色が正色。
1993年にJAFCAが発表した「皇太子殿下 雅子さま慶祝カラー」
[古川 敦]