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MOVIXなど松竹の25劇場も映画鑑賞料金を値上げ! 2劇場のみ一般料金を1,900円に、25劇場でシニアやレディースデイなどを各100円値上げ

[2019/5/8 17:45]

 松竹マルチプレックスシアターズが7日、SMT直営25劇場(MOVIX21劇場、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、神戸国際松竹、東劇)の映画鑑賞料金を、2019年6月1日(土)から値上げすると発表しました。

※各料金は税込料金。
劇場によって料金設定が異なる場合があります。

 同社では値上げの理由を、「映画鑑賞を楽しんでもらうため、サービスと鑑賞環境の向上に努め、経営の合理化や省力化、コスト抑制を図り、鑑賞料金を据え置いてきたものの、アルバイト人件費や物流費等コストの上昇と設備投資等への負担増に伴い、企業努力のみで現行の価格体系を維持するのは今後困難であると判断し、鑑賞料金を改定する」と説明しています。

 一般料金は、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーのみ1,900円に改定され、それ以外の23劇場は一般1,800円で据え置かれます。一方、全劇場で、シニア割引、夫婦50割引、レイトショー、レディースデイなどが一人あたり100円値上げされます。また、劇場別の各サービスデイ、サービスプライスなども100円に値上げとなります。

 なお、12月1日「映画の日」と、障がい者割引の鑑賞料金は据え置きで、SMT Membersの会員クーポンも改定されません。ただし、改定後の料金については、劇場によって内容が異なる場合があり、劇場毎の詳細は決定次第各劇場ホームページなどで告知するとしています。

 なお、映画鑑賞料金については、TOHOシネマズが3月に、全国66拠点の映画鑑賞料金を6月1日(土)から値上げすることを発表しています。

[古川 敦]