「世帯年収別・Amazonレビュー信用度調査」発表! 年収600~800万円世帯は高評価レビュー、1,500~2,000万円世帯は低評価レビューをよく見る傾向があきらかに
オンラインの消費者購買行動に特化した調査機関・デジタルショッパー総合研究所は、国内在住の男女500名を対象に、Amazon.co.jpサイトの購入レビューに関する調査を実施。
中堅所得世帯では買い物には慎重で、高評価レビューを参考にする傾向があり、逆に高所得世帯では衝動買いが多く、低評価レビューを参考にする傾向があることがわかりました。
世帯年収600~800万円の層は高評価、1,500~2,000万円の層は低評価レビューをよく見る
Amazonレビューの信用度について「全体的に信用」「購入者のみのレビューを見る」「良いレビューを見る」「悪いレビューを見る」の4つに分け、それぞれを5段階で評価する形で調査を実施。
その結果、「レビューを全体的に信用しており、悪いレビューはあまり見ない」のは「世帯年収600〜800万円」の層で最も多く、「悪いレビューをよく見て、全体的にレビューは信用していない」傾向が色濃く出たのは「世帯年収1,500〜2,000万円」の層となりました。
高評価レビューを見る中堅所得世帯は衝動買いをせず、低評価レビューを見る高所得世帯は衝動買いが多い
調査では、各世帯年収別に衝動買いの頻度を調査を行ったところ、「世帯年収600〜800万円」の家庭では「全くしない」が14.08%、「あまりないがたまにする」が38.03%と衝動買いには慎重という結果に。
逆に、「週1回以上ある」33.33%、「2~3週間に1回程度ある」22.22%と衝動買いの頻度が最も高かったのが「世帯年収1,500〜2,000万円未満」の高所得世帯でした。
衝動買いが多い高所得世帯では、いきおいで買って失敗することを防ぐため、低評価レビューを中心に見ることで重大な問題のある商品を避けようとしているのかもしれません。
世帯年収「2,000万円以上」の高所得世帯はレビュー点数をキニシナイ!
また、各世帯年収別に、Amazonの平均レビュー点数がいくつのときに不安や躊躇を感じるかを調査したところ、「4〜5点未満」6.6%、「3〜4点未満」22.81%と、高い点数に不安を感じる傾向が強かったのが、慎重な「世帯年収600〜800万円」の家庭でした。
一方、日頃衝動的に買い物をしている「年収1,500〜2,000万円未満」の家庭では「1〜2点未満」23.08%、「1点未満」3.85%と、低い点数に不安を覚える傾向が強いことがわかりました。
そして、「レビュー点数を気にしない」と答えたのが、「2,000万円以上」の高所得帯世帯という結果となりました。