エンタメ

「ざんねんないきもの事典」の高橋書店から、「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」発売! 外来生物となってしまった「ワケ」を探る

[2019/5/23 19:27]

 高橋書店は、シリーズ累計発行部数290万部を突破した大人気シリーズ「ざんねんないきもの事典」に続く、新たないきもの事典として、「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」を2019年5月28日(火)に発売します。

 「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」は四六判128ページで、950円(税別)。在来種を脅かす、悪い存在と捉えられがちな外来生物のちょっとせつない来日理由や生態に迫ります。

 「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」では、在来種を激滅させたり、農作物や人間に害を与えたりしている“おさわがせ”な外来生物に注目。

 本来その場所にいなかったはずの彼らは、さまざまな理由で、実は“人間の手”により、持ちこまれました。

 「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」では、かわいいイラストや短編マンガを交えながら、見知らぬ土地に連れてこられた外来生物のせつない気持ちや来日当時の様子をコミカルに伝えています。
 監修は、幅広い番組で活躍する爬虫類の生態研究者・加藤英明さん。マンガ・イラストはマンガ家の岡田卓也さんが担当し、ユーモアあふれるイラストやマンガを添えて、全59種の外来生物が紹介されています。

巻頭の見開きページ

 「外来生物大集合! おさわがせ いきもの事典」は、外来生物の魅力と問題の背景をしっかりと紹介子どもを中心とした読者に、外来生物に対しての正しい知識を持ってもらえるよう工夫しているとのこと。

 在来種の生態系を破壊する“ギャング”のようなイメージを抱かれがちな外来種ですが、いきなり連れてこられた見知らぬ環境で生き残るために必死だっただけ。

 外来生物もまた“人間の営みの被害者”。面白く読めるのはもちろん、人間が生き物たちとどう関わっていくかを考えるきっかけを与えるという視点をもって制作されています。

「おわりに」の見開きページ


本で紹介されている“おさわがせ”外来生物をちょっと見せ!

 外来生物とは、本来その場所にいないはずなのに“人間の都合”によりいつの間にか住みついてしまった生物。

 「人気アニメの影響を受けてペットとして」や「釣りのため」 、「ほかの厄介な生物の駆除のため」 など来日の理由はさまざまとのこと。本に登場する、せつない来日エピソードを持った外来生物のごく一部を以下でご紹介します。


人すらおそう肉食魚? いえ、ただのビビリ「アリゲーターガー」

 1億年前から姿を変えていない古代魚。1990年代、鑑賞用ペットとして日本に数多く連れてこられましたが、その後捨てられてしまいました。全長2mにまで成長し、ワニのような口に鋭いキバをもつ風貌は人々から怖いイメージを抱かれがちですが、本来はおとなしい性格です。


超かわいい! でも、超~迷惑者「アライグマ」

 1970年代にアライグマと少年の友情を描いたアニメの影響でペットとして大人気に! ところが、生後4カ月頃から引っかいたりかみついたり攻撃的になるため、自然に返す家庭が増加してしまいました。その後、田畑や街を荒らす迷惑者になってしまったのです。


人気者! だが捨てられた「カミツキガメ」

 1960年代頃から、ペットとして人気になり、日本へ連れてこられました。しかし、飼いきれなくなって河川に放す飼い主が続出。千葉や静岡の湖などで大量発生し、自然をおびやかすとして問題になっています。本では、来日当時の様子をコミカルな短編マンガで紹介しています。


[工藤ひろえ]