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ボスジャンにゴジラの背びれがはえた! 「BOSS」×「東宝」の『ゴジラボスジャン』キャンペーンが本日29日(水)から開催~初代“中の人”中島春雄氏の「顔の映らない主役」も公開

[2019/5/29 16:51]

 サントリー食品インターナショナルが、2019年5月31日(金)の映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開を記念し、サントリーコーヒー「BOSS」と「ゴジラ」のコラボレーション企画、「東宝監修!『ゴジラボスジャン』当たる!」キャンペーンを5月29日(水)から実施します。

 東宝全面協力のもと、ゴジラスーツ制作陣が監修し「ゴジラボスジャン」を制作。抽選で1名にプレゼントされます。さらに、初代「ゴジラ」スーツアクターである中島春雄氏の働く姿を描いたWEB動画「顔の映らない主役」篇も公開されています。

 「ゴジラボスジャン」は、ジャンパー背面に初代ゴジラと同じ型の背びれをベースに、「ゴジラボスジャン」のためだけに新たに制作した背びれをつけ、ジャンパー生地は初代ゴジラスーツの皮膚を撮影し印刷で忠実に再現したとのこと。

 特に、「背びれ」という、ジャンパーでは通常使用されない突起物を背中につけることについて、ジャンパーの着心地と背びれの再現性の両立を突き詰め、最大限にゴジラの存在感がでるように設計したとしています。また、「顔の映らない主役」の企画意図に連動するよう、このゴジラアウターの下には、インナージャンパーとなる薄手の着心地のよいボスジャンも配置されています。

 さらに、ゴジラの雄叫びの音声も放つことができるなど、細部までこだわり抜いて完成した、世界に1着だけの賞品となっています。2019年5月29日(水)~6月30日(日)に特設WEBサイトを通じて応募すると、抽選で1名にプレゼントされます。

 WEB動画「顔の映らない主役」篇は、1954年に公開された特撮・怪獣映画「ゴジラ」で初代ゴジラのスーツアクターを担当した、俳優・中島春雄氏の働く姿を描いています。“働く人の相棒コーヒー”である「BOSS」が、「闘いを、止めるな」というメッセージのもと、“顔の映らない主役”中島氏がゴジラを演じる際に直面した困難に対し、プロフェッショナルな姿勢で乗り越えていく姿が収められています。

 また、1954年に公開されたシリーズ第1作「ゴジラ」でも撮影で使用された東宝スタジオで、東宝全面監修のもとに撮影された特撮作品となっています。

サントリーコーヒー 「BOSS」WEB動画 「顔の映らない主役」篇

「顔の映らない主役」篇 概要

 いまや全世界で多くのファンを抱える作品となった初代「ゴジラ」のスーツアクターを務めたゴジラ俳優・中島春雄氏が、撮影の中で直面した困難を乗り越えるために日々努力を重ねた実話をもとにした作品。初代ゴジラの撮影は100kgの着ぐるみを着てアクションを行なう過酷な肉体労働で、危険なことも多々あったといいます。ゴジラを「世界のゴジラ」にした中島春雄氏の姿を、日本が誇る特撮技術で制作されています。

【撮影エピソード】
 初代ゴジラのほか、数々の名作が撮影されてきた東宝スタジオで、1954年の初代ゴジラスーツを完全復刻しゴジラシリーズとして撮影された特撮作品。造型師酒井ゆうじ氏が原型・造型を監修したスーツは当時を彷彿させるこだわりが様々なところに生かされています。目玉の色をパールホワイトにし、表皮細部のつくりや体や背びれのグラデーション塗りなども65年前の「初代」をイメージして忠実に再現。


 東宝ゴジラチーム完全監修のもと、ゴジラスーツ、セット、撮影手法などを初代ゴジラに可能な限り近づけて今回の撮影が実施されたとのこと。

 今回の撮影は、日本最大の広さを誇る東宝スタジオNO.8ステージを使い、東宝スタジオのスタッフ、美術のもと、東宝映像美術が保管している90棟のビルを使って3日間の建て込みを行ない、近年まれにみる規模のミニチュアの街並みを出現。撮影スタッフはみな、CG全盛の時代に珍しくなった特撮の出来栄えに誇らしげで、「ゴジラが自分の少年時代のヒーローで、久々の特撮に関われるのが嬉しい」と語り、少年のように眼が輝かせていたそうです。

【中島春雄氏 プロフィール/エピソード】

 スーツアクター・中島春雄は、世界から「ミスター・ゴジラ」と呼ばれる男。海軍出身。戦後、俳優学校を経て、東宝に就職。大部屋俳優であり、無名だったが「太平洋の鷲」での日本初の火だるまスタントをきっかけに、特撮技術者の円谷英二によりゴジラの中の人に抜擢。「顔の見えない主役」として、いまでもゴジラの演技のナンバーワンとして評価される。

 中島氏は生前、「俺はただ与えられた仕事をしっかり務めるだけ。いい映画ができて、子供達の笑顔が見れればそれでいい。」と語った。

[古川 敦]